
コービーのドラフト秘話が映画化へ
NBAの伝説的スーパースター、コービー・ブライアント。
彼のキャリアの始まりを描く映画『With the 8th Pick』が現在制作中であることが発表され、大きな注目を集めています。
『With the 8th Pick』とは?
タイトルの「With the 8th Pick」とは、1996年NBAドラフトでコービーが8位指名された瞬間のアナウンスを指しています。
当時、17歳の高校生だったコービーはシャーロット・ホーネッツに指名され、その後ロサンゼルス・レイカーズにトレードされることに。
この出来事こそが、のちに“ブラック・マンバ”として知られる伝説の始まりでした。
公開されている制作チームとプロデューサー陣
Warner Bros.が本作の企画を進めており、脚本はアレックス・ソーン(Alex Sohn)とギャヴィン・ヨハンセン(Gavin Johannsen)が担当。
さらに、注目すべきはプロデューサー陣です。
- 『キング・リチャード』で知られるティム&トレヴァー・ホワイト
- 「Religion of Sports」のライアン・ストーウェルとゴッサム・チョプラ
といった面々が制作に携わっており、質の高いスポーツドラマになることが期待されています。
脚本家とプロデューサーを深掘り
脚本家
アレックス・ソーン(Alex Sohn) & ギャヴィン・ヨハンセン(Gavin Johannsen)
- この二人はまだハリウッドで大きな実績を持つ脚本家ではありません。
- ただし、彼らの書いた『With the 8th Pick』の脚本が業界内で高く評価され、Warner Bros.が権利を獲得しました。
- 映画業界では「新人脚本家の注目作」が大手スタジオに拾われることは珍しくなく、それは“脚本の完成度が非常に高い”という証明でもあります。
つまり、まだ名前は知られていませんが「大手スタジオに選ばれるほどの脚本を書き上げた」という点が凄いところです。
プロデューサー陣
ティム&トレヴァー・ホワイト(Tim & Trevor White)
- 代表作:映画『ドリームプラン(邦題)/King Richard(原題)』(2021)
- ウィル・スミス主演、テニス界の伝説セリーナ&ヴィーナス・ウィリアムズ姉妹の父親リチャードを描いた映画。
- 第94回アカデミー賞5部門ノミネート、主演男優賞(ウィル・スミス)受賞。
ライアン・ストーウェル(Ryan Stowell) & ゴッサム・チョプラ(Gotham Chopra)
- 二人はスポーツメディア制作会社「Religion of Sports」の主要メンバー。
- Religion of Sportsは、NFLのトム・ブレイディ、NBAのレブロン・ジェームズなど一流アスリートのドキュメンタリーや映像制作で知られる会社。
- ゴッサム・チョプラは特に有名で、コービー本人と過去に映像制作で関わりがあった人物でもあります。
コービーの精神性や「Mamba Mentality」を理解している人物が制作に入ることで、作品のリアリティと説得力が増すと考えられます。
映画の内容(予定)
現時点で判明しているストーリーは、1996年のNBAドラフトの裏側です。
特に、ニュージャージー・ネッツが本来コービーを指名する可能性があったものの見送った経緯や、レイカーズへの移籍がどのように実現したのかといった舞台裏が描かれるとされています。
公開時期は?
『With the 8th Pick』はまだ制作初期段階であり、監督やキャスト、公開時期などは発表されていません。
現在は脚本と制作体制の準備が進められている段階で、続報が待たれます。
まとめ
映画『With the 8th Pick』は、コービー・ブライアントのキャリアの原点であるドラフト秘話にスポットを当てた作品です。彼の人生を変えた“8位指名”をどう映像化するのか、世界中のコービーファン、そしてNBAファンが注目しているでしょう。
ドラフトの裏側をメインに映画を作ろうという試みがすごいと思いましたね。何年後に完成するんでしょうか。続報が楽しみです。