【ニュース】ウォリアーズのカリーがプレーオフ通算得点で歴代10位|NBA News

ゴールデンステート・ウォリアーズの至宝、ステフィン・カリーが、また新たな金字塔を打ち立てた。先日行われたプレーオフの試合で、カリーは通算得点を「3,900」点に乗せ、NBAプレーオフ通算得点ランキングで堂々の10位にランクインしたのだ。

ステフィン・カリー

 この偉業は、カリーが長年にわたりチームを牽引し、数々の激戦を制してきた証と言えるだろう。プレーオフという極限の舞台で、これだけの得点を積み重ねてきたことは、彼の卓越した得点能力と勝負強さを物語っている。

 カリーの前に名を連ねるのは、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズ、カリーム・アブドゥル=ジャバーといった、バスケットボール史に燦然と輝くレジェンドたちだ。彼らと肩を並べる領域にカリーが到達したことは、彼のキャリアがいかに偉大であるかを改めて示している。

マイケル・ジョーダン、カリーム・アブドゥル・ジャバー、レブロン・ジェームズ

特に印象的なのは、カリーの得点パターンの多様性だ。代名詞とも言える正確無比な3ポイントシュートはもちろんのこと、ドライブからのレイアップ、トリッキーなフローター、そして重要な局面で見せるクラッチシュート。相手ディフェンスは常に彼の動きに翻弄され、一瞬たりとも気を抜くことはできない。

過去のプレーオフを振り返ると、カリーの得点力がチームを救った場面は枚挙にいとまがない。2015年の初優勝、2016年のカンファレンスファイナルでの逆転劇、そして2022年の悲願の王座奪還。これらの輝かしい瞬間には、常にカリーの爆発的な得点力が大きく貢献してきた。

 

彼のプレーは、ただ数字として記録に残るだけでなく、多くの人々の記憶に深く刻まれている。あの独特なステップからの3ポイントシュートが決まるたびに、アリーナは熱狂に包まれ、対戦相手の心をへし折ってきた。

今回の歴代10位浮上は、カリーにとって通過点に過ぎないだろう。彼の飽くなき向上心と勝利への渇望がある限り、さらなる記録更新も十分に期待できる。これからもカリーは、その驚異的な得点力でチームを勝利に導き、新たな伝説を築き上げていくに違いない。