日本時間3月14日（現地13日）、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、サクラメント・キングス戦でリーグ史上初となる個人通算4000本目の3ポイントを成功した。
キングス戦を前に大台まで残り2本に迫っていたカリーは、第3クォーター残り8分19秒、モーゼス・ムーディーのパスでこの日2本目となる3ポイントを成功。その瞬間チェイス・センターのファンは盛り上がり、直後のタイムアウトではトリビュート映像がモニターに映し出された。
カリーは2021年12月にレイ・アレン（元ボストン・セルティックスほか）が所持していた通算3ポイント成功数記録（2973本）を更新。その後も3ポイントを沈め続け、キャリア16年目でその数は4000本に達した。
試合後、スティーブ・カーHC（ヘッドコーチ）はカリーが何本まで決められるか問われると「8000本」とコメントし会場を笑いに包んだが、そうした数字では測れないカリーの素晴らしさを語っている。 「途方もない数字だ。いつかは破られるかもしれない。ただ（カリーの偉業は）数字を超えている。流動性と優雅さがある。確かに（カリーの3ポイントには）大胆さもあるけど、感情と美しさも備えている。魅惑的でさながらバレリーナのようだ。スポーツというだけでなく、芸術を見ているんだよ」
