日本時間4月27日(現地26日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはヒューストン・ロケッツとプレイオフ1回戦第3戦を戦い、104-93で勝利した。

ホームのウォリアーズは第2戦で負傷したジミー・バトラーが欠場。ジョナサン・クミンガとクインテン・ポストが先発したが、第2クォーターで13点のリードをロケッツに許した。しかしそこからステフィン・カリーが本領を発揮する。この日挙げた36点のうち25点を第2クォーターと第3クォーターでマークし、ウォリアーズの追い上げを実現した。
ロケッツのタフなディフェンスを物ともせず得点を積み重ねた大黒柱を、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「彼はステフ・カリー、史上最高の選手の1人」と称賛した。
「彼は37歳。私がこれまで見た中で最もコンディションの良いアスリートの1人だ。あの種のディフェンスに対して41分間プレイし、スロースタートだったがその後リズムを掴んだ。これまで長年にわたって何度も見てきたようにビッグショットを沈めた。ロケッツのプレッシャーに対してターンオーバーがわずか2回だ。彼は素晴らしかった」
なお、『ESPNリサーチ』によるとロケッツはカリーを27個のプレイでダブルチームし、それに対してウォリアーズは1プレイあたり平均1.22点を奪ったという。
また、ゲイリー・ペイトン二世の活躍も随所で光った。第4クォーターではロケッツがカリーに対して厳しいディフェンスを敷いたのを逆手に取り、オープンの3ポイントを含む9連続得点で勢いを与えた。 2勝1敗でウォリアーズが先行したこのシリーズは、29日(同28日)に第4戦が行なわれる。