【ニュース】アーロン・ゴードンの3ポイントで、ナゲッツがサンダーに劇的な勝利|NBA News 2025 Playoffs

 5月6日(現地時間5日)にペイコム・センターでウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦が行われ、デンバー・ナゲッツがオクラホマシティ・サンダーと対戦した。

 8点リードで迎えた第1クォーター残り4分7秒から連続得点を献上。同点に追いつかれると、終盤に1本のフリースローを決められ、26-27と1点ビハインドで最初の12分間を終えた。第2クォーターは常に追いかける展開。50-60と突き放された。

 第3クォーターは残り4分36秒に14点差まで広げられたものの、ニコラ・ヨキッチ、アーロン・ゴードン、ジャマール・マレー、ラッセル・ウェストブルックの連続得点で反撃。同52秒には古巣対戦のウェストブルックが3ポイントを沈め、5点差まで詰め寄った。

 最後の12分間も相手に食らいつくと、試合終了残り1分7秒にヨキッチの3ポイントで114-115と1点差に迫った。再び3点差となったあとの同10秒にゴードンがフリースロー2本を沈めたのに対し、直後に相手は2本とも失敗。最後のオフェンスでウェストブルックのパスを受けたゴードンが勝負所で見事に3ポイントを決め、121-119でナゲッツに勝利をもたらした。ナゲッツは試合終盤で19-6のランで試合を締めくくった。

ニコラ・ヨキッチの42得点、22リバウンドの活躍も加わり、粘り強いデンバー・ナゲッツはアウェーで121-119の勝利を収め、ウェスタン・カンファレンス準決勝シリーズを1勝0敗でリードした。第2戦は水曜日の夜にオクラホマシティで行われる。

アーロン・ゴードン

サンダーはこの試合の大半で2桁のリードを奪う、第4クォーターには13点差をつけ、残り4分31秒にはシェイ・ギルジャス=アレクサンダーの3ポイントシュートで11点差をつけていた。サンダーはリーグ最高のディフェンス陣が力を発揮すれば、ホームでのプレーオフ勝利を掴むことができただろう。

サンダーにとっては、この試合は悲痛な敗北となった。彼らは試合の大半で2桁のリードを保ちながらも、最後まで勝ちを収めることができなかった。

「自分たちの実力が試されるだろう」とギルジャス=アレクサンダーは敗戦後に語った。彼はこの試合で26本中12本のシュートを決め、33得点を挙げた。

 ナゲッツは、ヨキッチが42得点22リバウンド6アシスト2ブロック1スティールの大暴れ。ゴードンが22得点14リバウンド、マレーが21得点6リバウンド6アシスト、ウェストブルックが18得点、クリスチャン・ブラウンが11得点13リバウンドの活躍を見せた。

サンダーは、SGAが33得点10リバウンド8アシスト。ベンチから出場したアレックス・カルーソが20得点を挙げ、5スティールも記録するなど素晴らしい活躍を見せた。ジェイレン・ウィリアムズはもっと良くなる必要がある。シュート20本中5本成功で16得点という成績は物足りない。

オクラホマシティが負けた理由を知りたい場合、あるいはデンバーが勝った理由を知りたい場合、重要な点が 2 つあります (ヨキッチがコート上で最高の選手であることに加えて)。

その1、オフェンス・リバウンド

デンバー・ナゲッツは21本のオフェンスリバウンドを獲得し、27点のセカンドチャンスポイントを獲得した。そのうちゴードンは7本のリバウンドを獲得した。

その2、フリースロー

オクラホマシティ・サンダーはフリースロー28本中20本を成功させたが、試合終了9.5秒前、サンダーが1点リードしていた場面でチェット・ホルムグレンが放った2本のフリースローの失敗。サンダーとしては、何としても決めておきたかったフリースローだった。

 

■試合結果
サンダー 119-121 ナゲッツ
OKC|27|33|30|29|=119
DEN|26|24|35|36|=121