シェイ・ギルジアス・アレクサンダーが31得点を挙げ、オクラホマシティ・サンダーはデンバー・ナゲッツを112-105で下し、ウェスタン・カンファレンス準決勝シリーズを3勝2敗としました。
【サンダー】二桁得点が、なんと6人も。SGAは31得点。
サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは立ち上がりの不調を乗り越え、23本中12本のフィールドゴールを決めチームトップの31得点の活躍。この日、サンダーは二桁得点者がなんと6人もいたが、その先頭がSGAだった。
「偉大な選手は、困難や逆境に直面したときにこそ力を発揮する」とサンダーのマーク・ダイグノーHCは語りました。「彼は試合が進むにつれてますます落ち着きを増していったと思います。プレッシャーが高まり、状況が厳しくなる中でも、彼は冷静さを保ち、正しいプレーをし、試合の流れに身を任せていました。」
【ナゲッツ】ヨキッチの活躍は実らず、重い敗戦
敗れたナゲッツのヨキッチは、25本中17本のシュートを成功させ44得点15リバウンドの大活躍。ヨキッチに続きジャマール・マレーも28得点を挙げるが、ややシュート確率が悪く27本中わずか10本のシュート成功(37%)にとどまった。さらに、ヨキッチとマレー以外のデンバーの選手で13点以上を挙げた選手はいませんでした。
「本当にがっかりする敗戦だ」とデンバーの暫定HCであるデビッド・アデルマンは述べました。「選手たちは落胆しているはずです。重い敗戦であり、第6戦に勝って、ホームに戻ってきてこのような試合をするチャンスを得るために、すぐに立ち直らなければなりませんでしたが、最後にやり遂げることができませんでした。」
試合前半
試合開始からナゲッツは9本のシュートを放つも、わずか1本しか決まらない不調ぶりだった。サンダーはこの間12-2のリードを奪い、第2戦の圧勝劇のようになるかと思われた。
その後、ナゲッツは反撃を開始し第2クォーターには11点リードする。オクラホマシティは終盤になんとか追い上げ、前半を56-54で終えました。ヨキッチは前半だけで19得点9リバウンドを記録。
試合後半
マレーは第3クォーターに13得点、ヨキッチは12得点を加え、ナゲッツは86-78とリードして第4クォーターに入りました。二桁の点差をつける有利なゲーム展開だったが、さらにチームに勝利を引き寄せる為に逃してはいけないチャンスがいくつかあった。
「12点差に戻すチャンス、あるいは14点差に戻すチャンスがあるたびに、シュートを決められず、相手に走られてバスケットを決められたり、トランジションで得点されたりしたように感じた」とアデルマンは語る。「それが積み重なっていったね。」
最初の3クォーターで計3得点だったオクラホマシティのルー・ドートは、第4クォーター中盤の2分間で3本の3ポイントシュートを決め、デンバーのリードを92-90に縮めました。
ヨキッチが難しいフェイダウェイ3ポイントシュートを決めて103-103の同点に追いつきましたが、オクラホマシティが試合を締めくくった。残り1分18秒にジェイレン・ウィリアムズが3ポイントシュートを決め、サンダーが106-103とリード。さらに残り48秒にギルジアス・アレクサンダーが3ポイントシュートを沈め、オクラホマシティのリードは6点に広がった。最終的に、オクラホマシティ・サンダーはデンバー・ナゲッツを112-105で下し、ウェスタン・カンファレンス準決勝シリーズを3勝2敗とし、シリーズ突破に王手をかけた。
「接戦となった終盤、プレーオフでこれまでで最高の実行力を見せられたと思います」とダイグノーHCは語りました。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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DEN | 28 | 28 | 30 | 19 | 105 |
OKC | 27 | 27 | 24 | 34 | 112 |