オクラホマシティ — オクラホマシティ・サンダーは日本時間4月21日(現地20日)、ウェスタンカンファレンス・プレイオフ・シリーズ第1ラウンド第1戦でメンフィス・グリズリーズを131対80で破り、NBAポストシーズン史上5番目に大きな勝利差となった。
この51点差はNBA記録に7点足りなかったが、プレイオフ史上5位、第1戦としては史上最大の得点差だ。
アーロン・ウィギンスは21得点、ジェイレン・ウィリアムズは20得点、チェット・ホルムグレンは19得点と10リバウンドを記録した。リーグ得点王で1試合平均33得点近くを記録しているシェイ・ギルジャス=アレクサンダーはわずか15得点にとどまった。サンダーのフィールドゴール成功率は依然として50.5%だった。
ジェイレン・ウィリアムズは20得点
SGAの試合後のコメント
「自分たちのアイデンティティを貫いた」とシェイ・ギルジャス=アレクサンダーは言った。「それ以上でもそれ以下でもない。一年を通して、自分たちらしくプレーした…そして、自分たちの本質に忠実であり続けることが、成功の鍵となるだろう」
ギルジャス=アレクサンダーは、昨シーズンのウェスタンカンファレンス準決勝でオクラホマシティがダラスに敗れて以来、今シーズンのプレーオフに向けてチームメイトをもっとしっかり準備させるつもりだと何度も語っていた。
「周りには素晴らしい仲間が揃っている。それは分かっている」とギルジャス=アレクサンダーは言った。「ずっと前から分かっていた。…彼らのプレーは明らかに素晴らしかった」
NBA史上最大得点差は58点差
NBAの歴史上、プレーオフで58点差がついた試合は2度ある。1つは2009年、デンバーがニューオーリンズを121対63で破った試合、もう1つは1956年、ミネアポリス・レイカーズがセントルイス・ホークスを133対75で破った試合だ。もう1つは1973年、ロサンゼルス・レイカーズがゴールデンステートを56点差(126対70)で破った試合、もう1つは2015年、シカゴ・ブルズがミルウォーキー・バックスを54点差(120対66)で破った試合だ。
グリズリーズのFG%はわずか34.4%だった
メンフィスのジャ・モラントは、フィールドゴール17本中6本成功で17得点を挙げた。レギュラーシーズンで平均22得点強を記録していたジャレン・ジャクソン・ジュニアは、フィールドゴール13本中2本成功で4得点にとどまった。グリズリーズのフィールドゴール成功率はわずか34.4%だった。
レギュラーシーズンをリーグ最高の68勝14敗で終えたサンダーは、20-0のランで試合を支配し、第2クォーターで55-22とリードを広げた。ハーフタイムまでに35点のリードを奪い、試合終了までゲームを支配した。
グリズリーズ・選手コメント
モラントは「二度とあんなにひどいプレイはしない」と次戦での雪辱を誓った。
デズモンド・ベインも「すぐに気持ちを切り替えないと。50点差で負けても、ブザービーターで負けてもシリーズはまだ1-0だ。確かに望んでいた結果ではないけど、2日後には挽回する機会がある」と、第2戦にフォーカスすることを明かした。
この試合は、グリズリーズにとって「暫定」ヘッドコーチのトゥオマス・イーサロ氏の下での初のプレイオフでの試合だった。彼はプレーインゲーム前のNBAレギュラーシーズンでわずか9試合しか指揮を執っていなかったのだ。
暫定HCのイーサロは語った。「プレイオフシリーズは7試合制」「この状況から立ち直る道はただ一つ、前進することだけです。私たちはこの結果を分析し、そこから学びます。そして、私たちを苦しめている部分を修正していきます。」
サンダーのデインオール監督は接戦になると予想
第2戦は火曜日で、サンダーのマーク・デインオール監督は接戦になると予想している。
「彼らは36時間前に試合をし、感情的な展開になった後、今日の正午に試合をしなければならなかった。本当に厳しい状況だった」とデインノー監督は語った。「だから、火曜日にはもっと調子が良くなるだろう。だから、我々は良い仕事をしたと思っている。しかし、彼らに(再び)同じプレーを期待することはできないと思う。彼らはもっと良いプレーをしてくれるだろう」
