【ニュース】ペイサーズ、勝利の「脚本」を書き上げ、キャブスを撃破しイースタン・カンファレンス・ファイナルへ|NBA News 2025 Playoffs

 5月14日(現地時間13日)、ロケット・アリーナで「NBAプレーオフ2025」カンファレンス・セミファイナルが開催。イースト4位のインディアナ・ペイサーズが敵地で同1位のクリーブランド・キャバリアーズとの第5戦に臨んだ。

第1クォーターはキャブスの勢いに呑まれ、19-31と12点ビハインドで最初のクォーターを終えたペイサーズ。第2クォーターでは最大19点差まで拡大されるも、タイリース・ハリバートンらが3ポイントシュートを次々と沈めて盛り返し、中盤には1ケタ点差へ。キャブスのシュートミスやターンオーバーも誘ってペースを減退させ、52-56の4点差で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、パスカル・シアカムの連続得点でペイサーズが逆転に成功すると、勢いそのままに85-76の9点リードで最後のクォーターへ。試合終盤は1点を争う大激闘となるも、ペイサーズは要所でハリバートンやアンドリュー・ネムハードが“3点プレー”を成功し、最後はマイルズ・ターナーの3点弾でゲームセット。最終スコア114-105でホームのキャブスを撃破した。

 2年連続でのカンファレンス・ファイナル進出を決めたペイサーズは、ハリバートンが31得点6リバウンド6アシスト、シアカムが21得点8リバウンド5アシスト、ネムハードが18得点6アシストをマーク。ゴール下ではアーロン・ニスミスが13リバウンドと奮闘し、キャブスとの激しい競り合いで存在感を見せた。

 一方、1勝4敗でプレーオフ敗退が決まったキャブスは、ドノバン・ミッチェルが35得点9リバウンド4スティール、エバン・モーブリーが24得点11リバウンド、ダリアス・ガーランドが11得点4アシスト3アシストをマーク。第5戦はシュートの確率が上がり切らず、3ポイント成功率は25.7パーセント(35本中9本)にとどまった。

 一足先にカンファレンス・ファイナルへコマを進めたペイサーズは、ニューヨーク・ニックスとボストン・セルティックスのどちらかと対戦することに。現時点では3勝1敗とリードするニックスとの激突が濃厚であり、昨年はつかめなかったファイナルへの切符を手にするためにも、十分な準備をもってシリーズに臨みたいところだ。

➡試合結果
CLE|31|25|20|29|=105
IND|19|33|33|29|=114