【ニュース】ルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスの電撃的大型トレード成立!!

2月6日に迫ったトレード期限まであと1週間を切ったところで飛び込んできた衝撃的なトレード情報。マブスは2日(日本時間3日)、ルカ・ドンチッチ(マブス)とアンソニー・デイビス(レイカーズ)を含めた3チーム間の大型トレードを正式発表した。

 マーベリックス広報公式X(旧ツイッター)で「ダラス・マーベリックスは本日、ガードのルカ・ドンチッチ、フォワード/センターのマキシ・クレバー、フォワード/センターのマーキーフ・モリスと引き換えに、オールスター10回出場のアンソニー・デイビス、ガードのマックス・クリスティ、2029年ドラフト1巡目指名権をロサンゼルス・レイカーズから獲得した」と発表した。トレードの詳細は以下の通り。

■レイカーズ獲得

  • ルカ・ドンチッチ(←マーベリックス)
  • マキシ・クリーバー(←マーベリックス)
  • マーキーフ・モリス(←マーベリックス)

■マーベリックス獲得

  • アンソニー・デイビス(←レイカーズ)
  • マックス・クリスティー(←レイカーズ)
  • 2029年1巡目指名権(←レイカーズ)

■ジャズ獲得

  • ジェイレン・フッド・シフィーノ(←レイカーズ)
  • 2025年2巡目ドラフト指名権(←マーベリックス)
  • 2025年2巡目ドラフト指名権(←レイカーズ ※元々はロサンゼルス・クリッパーズが所有) 

関係者は、マーベリックスは今夏スーパーMAXでの延長契約を結べる権利を持つドンチッチのコンディショニングを危惧していたと、『ESPN』のティム・マクマホン記者に語っている。

 今回のトレードはマーベリックスから最近レイカーズにアプローチし、ドンチッチを提示。そしてレイカーズの幹部はドンチッチと面談して、今後10年間“チームの顔”になる能力があり、同時にマーベリックスはADに勝利をもたらす移籍金を与えることができると確信した。

 ドンチッチを放出した理由は、彼のコンディションに常に不安があったためだという。チーム内では、ドンチッチの食事とコンディションに関する規律の欠如が大きな不満となっていた。チーム情報筋は、これが彼の負傷問題の大きな要因だと考えていた。さらには今夏に控えるスーパーマックス契約延長に懸念があった。

 ドンチッチは今シーズン、さまざまなケガのため、わずか22試合の出場にとどまっている。情報筋によると、9月下旬のトレーニングキャンプ前にダラスに戻って以来、左ふくらはぎを2度痛めているが、マブスは転倒によるケガをふくらはぎの打撲としか報告していないという。ドンチッチはクリスマスにふくらはぎを痛めて以来、試合に出場していない。

マーベリックスのニコ・ハリソンGM(ジェネラルマネージャー)は「オールディフェンシブセンターと、ディフェンシブマインドを持ったオールNBAプレイヤーを獲得することで、より良いチャンスが得られると信じている。我々は今も将来も勝つために動いている」と、今回のトレードについて語っている。

マーク・スタイン記者によるとドンチッチはトレードを要求していなかった。ドンチッチは今回のトレードに驚き、レブロン・ジェームズも夕食に出かけていたようで、この件は知らなかったと伝えられている。

 今回の大型トレードによって、19―20シーズンでレイカーズに優勝をもたらしたレブロン・ジェームズとADのコンビは解体となる。