ミネソタ・ティンバーウルブズに敗れてプレイオフ1回戦敗退が決まってから一夜明け、ロサンゼルス・レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)がシーズン終了会見に応じた。来季更なる高みを目指すために、選手のコンディション改善に取り組む意思を示した。

「オフシーズンは、チャンピオンシップを争える状態になるために必要な取り組みから始めたい。ロスターとしてはまだまだやるべきことがある。もちろん、素晴らしい状態の選手もいるが、もっと良い状態になれたはずの選手もいる。私がすぐに考えるのは、チャンピオンシップを争える状態にならなければならないということ」と語った。
プレイオフではセンターのジャクソン・ヘイズに代わってドリアン・フィニー・スミスを重用したが、第5戦ではウルブズのルディ・ゴベアに27点、24リバウンドを許した。ルカ・ドンチッチとのトレードでアンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)を失って以降、レイカーズのビッグマン不足は明らかだった。
ロブ・ペリンカGM(ジェネラルマネージャー)は、「このオフの主要な目標の一つは、フロントコートにサイズを加えることだと認識している」と語った。
またペリンカはGM、レブロン・ジェームズがチームの改善に向けたフロントの動きを注視しているだろうと語った。レブロンの2025-26シーズンの契約はプレイヤーオプションとなっている。
「レブロンはロスターに高い期待を持っていると思う。我々はそれを満たすためにできる限りのことをするつもり」と、大黒柱の期待に応えるつもりでいると明かしている。 今年のオフシーズンにはリーグ全体で選手の動きが活発になると予測するペリンカGMだが、ジェームズ、ドンチッチ、オースティン・リーブスの3人は手放すつもりがないことを明確している。
「オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチに対する信頼度は依然として非常に高い。この3人が一緒にプレイすることは、信じられないほどの可能性を秘めていると思う。彼らが究極の成功を収めるために、適切な人材を周りに配置できるよう、我々は協力してより良い仕事をするつもりだ」