ディアンジェロ・ラッセル選手がダラス・マーベリックスと契約合意したというニュースの詳細は以下の通りです。

ニュース引用
BASKETBALL KINGは以下のように報じています。
7月1日(現地時間6月30日)。ダラス・マーベリックスは、制限なしFA(フリーエージェント)のディアンジェロ・ラッセルと2年1300万ドル(約18億5900万円)の契約に合意したと『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
マブスはラッセルとの契約で570万ドル(約8億1510万円)のタックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプションを使う予定で、2年目の2026-27シーズンはプレーヤーオプションになるとのこと。
先日の「NBAドラフト2025」でフォワードのクーパー・フラッグを全体1位指名したマブスは、先発ポイントガード(PG)のカイリー・アービングが今年3月に左ヒザの前十字靭帯を断裂したため、今シーズンの開幕は間に合わず、2026年になって戦列復帰する見込み。
参照元:元オールスターガードのディアンジェロ・ラッセルが2年約18億円でマブス加入へ
記事元URL:https://basketballking.jp/news/world/nba/20250701/552210.html
契約内容の詳細
- 契約期間:2年契約
- 総額:1,300万ドル(約18億6,000万円)
- 年俸内訳:
- 1年目:合計約650万ドル(2025–26シーズン)
- 2年目:プレイヤー・オプション付き
- 財政枠:マブスは“タックスペイヤー・ミッドレベル・エクセプション”を利用(約570万ドル分)。この措置により、チームはサラリーキャップの制限を超えずに契約が可能となりました
2025–26シーズンの展望
序盤は先発PGとして活躍するチャンス
- アービングの離脱期間、マブスの開幕時にスターティングPGとして活躍すれば存在感は大きいです 。
カイリー復帰後はベンチ指令塔に変身
- 2年目がプレイヤー・オプションのため、自ら残留or移籍を選べる余地があります。復帰後は”第2PG”として構造をサポートするポジションに移行する見込みです
契約構造の柔軟性
- マブスは2年目をプレイヤーオプションにすることで、ラッセルが市場価値を回復すれば再契約か他球団移籍を選ばせる選択肢も確保しています 。
この契約の総評
- 2年1,300万ドルという契約は、リーグ経験と即戦力性を踏まえると非常に値ごろ感のあるサインと言えます。
- マブスにとっては補強戦略として理想的な選択。特にカイリー不在の間、“継ぎの司令塔”としてチームに安定感をもたらす布石となりそうです。
- ラッセル本人にとっても「復権の場」としての価値が高く、パフォーマンス次第では2年目以降の契約動向にも響く重要なシーズンとなります。