【ニュース】エドワーズを抑え込み、サンダーが第1戦を支配 – ウルブズは次戦での巻き返し誓う|NBA News 2025 Conf. Finals

 5月21日(現地20日)、2025PLAYOFFS・ウェスタンカンファレンス・ファイナルの第1戦ミネソタ・ティンバーウルブズ対オクラホマシティ・サンダーを開催。

サンダーは、カンファレンス準決勝のデンバー戦の第7戦からわずか2日後にカンファレンス・ファイナルの第1戦という過密スケジュール。一方ミネソタは1週間試合がなく、十分な休息が取れているチームの対戦となった。

第1戦ー前半

ミネソタは前半を48-44でリードし、ランドルが20得点を挙げ、3ポイントシュート6本中5本を成功させた。ギルジャス=アレクサンダーはハーフタイムまでにフィールドゴール13本中2本成功の11得点に抑えられた。前半は44-48とサンダーが4点のビハインドを背負い折り返す。

第1戦ー後半

サンダーは第3クォーターに10-0のランで66-60とリードを奪った。その後間もなく、今ポストシーズンほとんど起用されなかった控えのケンリッチ・ウィリアムズが、2回の連続攻撃でミッドレンジジャンパーと3ポイントシュートを決め、サンダーを71-62とリードさせた。オクラホマシティは第3クォーターにミネソタを32-18で上回り、第4クォーターに76-66のリードで突入した。

シェイ・ギルジャス・アレクサンダー

第4クォーター、ホルムグレンがスピニングダンクを決めるなど得点を重ね、オクラホマシティが86-75とリードを広げ、観客から大歓声が上がった。

シェイやルーゲンツ・ドートやアレックス・カルーソが3ポイントを成功。残り7分で91-77とした。最終的にオクラホマシティ・サンダーが、ミネソタ・ティンバーウルブズを114-88で破りカンファレンス・ファイナル初戦に勝利した。

 勝利したサンダーは、シェイが31得点9アシストをマークし、会場ではMVPチャントがこだました。その他J・ウィリアムズが19得点、ホルムグレンも15得点を挙げるなど4人が2ケタ得点をマークし、バランスの良いチームバスケットボールを展開した。

ギルジャス=アレクサンダーは前半の不調から一転、後半にはフィールドゴール14本中8本を成功させた。「特に考え方を変えたわけではない」と彼は語った。「ただアグレッシブであり続け、自分の努力を信じようとしただけだ」。

ジュリアス・ランドルが28得点とひとり気を吐いたが、後半はわずか8得点にとどまった。また、アンソニー・エドワーズがファウルトラブルで大事な時間帯で出場時間が制限され18得点と、エースとして物足りない結果となった。

サンダーのディフェンスに苦しんだウルブズは、チームのフィールドゴール成功率が34.9パーセントと低調に。さらにターンオーバー19となっている。

プレーオフで平均26.5得点を記録していたアンソニー・エドワーズは、この第1戦でフィールドゴール13本中5本成功の18得点に抑えられた。

「もっとシュートを打たないといけない。13本しかクソみたいなシュートを打たなかったが、ボールからもう少し離れるべきだったと言えるだろう」とエドワーズは語った。「ボールなしでプレーする。それが答えになると思う。結局、僕がボールを持って攻めようとすると、すぐにダブルチームで囲まれ、他の選手たちも常にパスコースを塞ぐ位置に張り付いているから、どうしようもないんだ。だから、この試合の動画を分析し、解決策を見つけないとね」。

エドワーズは、サンダーがペイント内を固めてきたと述べ、ティンバーウルブズはこの戦術を利用していくと予想している。第2戦は木曜日にオクラホマシティで行われる。

「彼らは僕らがシュートを決められないことに賭けているんだと思う。なぜなら、リムに行くたびに4人くらいいるからね」と彼は言った。「だから、彼らはただペイント内を詰めてくるんだと思う。ペイント内に4人か5人くらい置いて、パスを出させる。だから、正しいプレーをし続けるだけだ」。

「前半にこれほどオフェンスが悪かったにもかかわらず、4点差で折り返せたのは、我々にとって大きな勝利だった」

「まだ、第1戦に過ぎない。」とミネソタのクリス・フィンチHCは語った。「彼らはホームで勝った。おめでとう。彼らは本当に良いプレーをした。2日後に次の試合がある」。

試合結果

TEAM1234TOTAL
MIN2325182288
OKC20243238114