ロサンゼルス・レイカーズとミネソタ・ティンバーウルブズによる注目のプレイオフ1回戦が幕を開けた。第1戦は、第7シードのティンバーウルブズが敵地で117-95という衝撃的なアップセット勝利を飾り、第2戦での必勝を期される厳しい状況に追い込まれた。
迎えた第2戦、レイカーズは序盤から積極的な姿勢を見せ、第1クォーターを34-15と大きくリードした。しかし、この好調な立ち上がりの中で、チームの重要な役割を担うフォワード、八村塁がアクシデントに見舞われた。試合開始早々、顔面への接触プレーで負傷し、コートを後に。そのままロッカールームへと下がる事態となった。
フェイスガードで復帰、試合を終える
前半残り6分46秒、八村塁は透明なフェイスガードを装着して試合に戻った。しかし、復帰直後からミネソタのオフェンスにターゲットにされ、ファウルをコールされる場面もあった。これでレイカーズは、八村の他に背番号30のジョーダン・グッドウィンも濃色のフェイスガードを着用しており、2選手がフェイスガード姿でプレーすることになった。
しかし、八村の透明フェイスガード着用は長くは続かなかった。約6分間のプレーの後、彼はフェイスガードを外し、そのまま試合に残った。迎えた後半開始時、八村は再びフェイスガードを着用してコートに登場。今回は、グッドウィンが着用しているものに近い、濃色のフェイスガードを装着していた。
試合を通して、八村は34分間プレーし、11得点、5リバウンド、2スティール、1ブロックの成績を残した。アクシデントに見舞われながらも、チームに貢献しようとする彼の強い意志が垣間見えるプレーぶりだった。

レイカーズは94-85で勝利し対戦成績を1勝1敗とした。