先日、通算アシスト数で歴代2位に浮上したサンアントニオ・スパーズのクリス・ポールが、自身の引退時期について語った。
2005年にNBAデビューを果たし、今季キャリア20年目を迎えるベテランは、チームのOBであるトニー・パーカーとのインタビューで「まだ考え中だけど1、2年かな」とあと何年プレイするつもりでいるかを明かした。
スパーズのYouTubeチャンネルに公開された動画でパーカーと対談したポールは、「(引退を決断する)一番難しい理由が、練習やバスケが大好きということ。家に帰ってからiPadで子どもたちの試合を見たいし、そこで葛藤している」とコメントしている。
現在はスターターとして若い選手たちを束ねているポールだが、シーズンが進むにつれてベテランPGを加えたいと考えるチームは増えてくるはず。そんな時に、1050万ドルという安価な契約のポールを望むチームが出てきても不思議ではない。しかしポール自身は、強豪チームだとしても控えに回ってもいいとは考えてないという。
「(ゴールデンステイト・ウォリアーズで控えを経験した)昨季は恐らく自分にとって最も厳しいシーズンのひとつだった。バスケをプレイするのが大好きなんだ。家族を犠牲にして離れるなら、せめてプレイしたいよ」