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NBA WORDS

NBA、バスケットボールで使われるバスケ用語集です。よりNBAを楽しむ為に、ここで用語をマスターしておこう!各ジャンルごとに用語・名称をまとめております。

NBA用語・ルーキー

  • フィールドゴール [Field goal]

    フリースロー以外のショットの総称。2点あるいは3点のゴール。

  • フリースロー [Free throw]

    ファウル他に対するペナルティとして相手に与えられるショット。フリースローラインから放つ。入れば1点加算される。ファウルショットとも言う。

  • ターンオーバー [Turnover]

    スティールされたり、バイオレーション等の反則を犯すことにより、自チームの攻撃権を失うこと、またはそのミスのこと。

  • インサイド [Inside]

    ゴール下近辺。制限区域(ペイント)内のこと。

  • ローポスト [Low post]

    ポストプレイ(ゴールを背にした状態でボールをもらおうとするプレイ)を行うエリアのうち、ゴールに近い部分。ベースライン近くの3秒制限区域のすぐ外。

  • ルーズボール [Loose ball]

    リバウンドした時や、フロアに転がっている時など、どちらのチームもボールを保持していない状態。

  • タイムアウト [Timeout]

    1試合で取れるタイムアウトは、両チーム共100秒が7回、(延長時は3回)、20秒が前後半に1回ずつ。ボールを保持しているとき、又はボールデッドの時にコート上の選手が請求できる。

  • オープン [Open]

    ディフェンスがついていない、フリーの状態のこと。完全なノーマークならワイドオープン(Wide Open)。

  • アウト オブ バウンズ [Out of bounds]

    ボールがコートの外に出ること。この場合、攻撃権が移行する。

  • アウトサイド [Outside]

    一般的には3ポイントライン周辺を指す。主にガードポジションの仕事場。

  • オーバータイム [Over Time]

    第4クォーターが終わった時点で同点の場合に行われる5分間の延長戦。OTと表示される。再延長戦はダブルオーバータイムdouble overtimeで、2OTと表示される。

  • ペイント [Paint]

    フリースローレーンのこと。ゴール下の制限区域。

  • ショットクロック [Shot clock]

    攻撃チームがボールを持つことのできる時間(通常30秒)。この時間内にシュートを打たなかった場合、バイオレーションで攻撃権が移行する。

  • ブザービーター [Buzzer beater]

    ゲーム終了のブザーと同時に決まる劇的なシュートのこと。ブザーが鳴る前にボールが手から離れていれば、そのシュートは有効とみなされる。

  • クラッチショット [Clutch shot]

    勝敗を決定する大事な場面で打つシュート。

  • ティップオフ [Tip off]

    試合開始時に行うジャンプボール。転じて試合開始の意。

  • ボールハンドリング [Ball handling]

    ボールを手で扱う技術。あらゆるボールの扱い方。

NBA用語・レギュラー

  • ケイジャー [Cagers]

    当初バスケットコートが金網に囲まれていたことに由来してバスケットボール・プレイヤーのことを指す。

  • デッドボール [Dead ball]

    ファウル、バイオレーション、ハーフタイムなど、ゲームクロックが止まっている状態。「デッドボール」より「ボールがデッド」などといわれるほうが多い。

  • ドアマットチーム [Door mat team]

    敗戦が多いチーム。常に負けている弱いチーム。「ドアマットのように敵に踏みつけられる」ことから。

  • エクスパンションチーム [Expansion team]

    リーグに新加入したチームの意。

  • ゲームタイム [Game time]

    試合時間。各クォーター12分の4クォーター制で合計48分間。同点の場合は、5分間のオーバ−タイム(延長戦)に突入し、それでも決まらない場合はダブルオーバータイム(再延長)、トリプルオーバータイムと続く。NBAでは1950-51シーズン、インディアナ対ロチェスター戦で、6度目の延長までいったのが最長記録。

  • ゼネラルマネージャー [General manager]

    チームの管理、運営を行う役職。チームの社長に相当する役職。通常、選手・コーチの人事権を掌握している。

  • ハーフタイム [Half time]

    前半、後半の間(セカンドクォーターとサードクォーターの間)の20分の休憩時間をさす。

  • フープ [Hoop]

    バスケットゴールのリングを示す俗語。転じてバスケットボールの総称。

  • イン ザ ゾーン [In the zone]

    集中力が極限まで高まった状態のことを言う。この状態になると思い通りに得点出来てしまうために相手チームのディフェンダーはそのゾーンに入ったプレイヤーをもはや止めることは出来ない。この状態になることが出来るのはNBAでもトップレベルのプレイヤーに限られる。例えるなら、マイケル・ジョーダン、コービー・ブライアント、アレン・アイバーソン、トレイシー・マグレディなどなど。

  • オーバーナンバー [Over number]

    ディフェンスがオフェンスよりも少ない状況。

  • リザーブ [Reserve]

    控え選手。ベンチとも言う。

  • サラリーキャップ [Salary cap]

    各チーム共通に定められた年俸の合計上限枠。キャップには契約時のボーナスも含まれる。チーム間の戦力均衡を図るために1984-85シーズンより導入された。

  • スイープ [Sweep]

    NBAプレーオフやNBAファイナルズで、相手チームに一勝もさせないで勝負を決めること。「ほうきで一掃する」の意。

  • スリーピート [Threepeat]

    NBAファイナル3連覇のこと。スリーとリピートをかけあわせた造語。最近では1991〜1993年と1996〜1998年にシカゴ・ブルズが2回達成している。ちなみにこの造語は名将パット・ライリーが商標登録をしていることでも有名である。

  • トランジション ゲーム [Transition game]

    攻撃権が激しく移動する、テンポの速いゲームのこと。

  • トラッシュトーク [Trash talk]

    相手を挑発するような言葉のやりとり。コート上で心理戦を仕掛けるプレイヤーも多いが、本来は禁止されている。

  • トリプルダブル [Triple double]

    ポイント、リバウンド、アシスト、ブロックショット、スティールのうち、1試合中に3つの部門で2ケタの数字をあげること。オールラウンドプレイヤーであることの証。2部門で2ケタはダブルダブル。

  • クワドラプルダブル [Quadruple-double]

    得点、リバウンド、アシスト、ブロックショット、スチールのうち4つの部門で、1試合で2桁の数字を上げること。トリプルダブル(3部門)ができるオールラウンドな選手すら稀で、クワドラプルダブルはNBA史上4回しかない。まず誰にもできないが、5部門全部で2ケタの数字をあげるとクウィンタプル・ダブルということになると思われる。

  • ストロングサイド [Strong side]

    チームのストロングサイドは、コートを縦に2分した時にボールのあるサイドのことで、ディフェンス ラインを破ってくるオフェンスに対し、複数のディフェンスが協力して守ることのできる側を指す。個人的には、ディフェンスでそれぞれの足が前後に位置している時、そのスタンスを変えることなく対応することのできるサイド。

  • ウィークサイド [Weak side]

    コートを縦に2分した時にボールのないサイド(ボールを持って攻撃しているプレイヤーがいるのとは反対側のサイド)のこと。ボールのある側はストロングサイド。

NBA用語・ベテラン

  • クラッシュ ザ ボード [Crash the boards]

    「リバウンドを取る」の意の俗語。使用頻度はかなり低い、解説ではほとんど使用されていない。

  • キープ [Keep]

    保持すること。プレイヤーがボールを個人的範囲で支配下に置くこと。また、得点差を保つことを指しても言う。基本的な用語であるが故に、使用頻度は少ないと思われる。

  • ブリック [Brick]

    リングに当たって入らなかったシュート。リングに当たる音からの擬音語と考える。
    使用頻度はほぼゼロ。

  • トレーラー [Trailer]

    ファースト ブレイクでドリブルをしているプレーヤーの後ろからいくオフェンスプレーヤーのこと。ディフェンスプレイヤー達の注意が前の選手に集まるので、フリーになることが多い。NBAの解説でもたまに出てくる。

  • ホールオブフェイム [Hall of Fame]

    バスケットボールの殿堂。このために設立された財団が、独自に運営している。バスケットボール誕生所の地、マサチューセッツ州スプリングフィールドにある。この選考の対象は世界中に及び、バスケットボールに関わる者にとって、選考されることは、最高の名誉となる。

  • ハングタイム [Hang time]

    プレーヤーがジャンプをする時の滞空時間。

  • ビション [Vision]

    視野のことを指す。体の動きを伴った場合、ボール中心の視野のことを言う。どちらかといえばコートビジョンといわれるほうが多い。

  • チャッカー [Chucker]

    シュートを打つのが好きなプレイヤー。ガナー(gunner)ともいう。日本のNBAの放送ではまず聞くことはありません。

ポジション関連

  • センター [center]

    チームで最も長身のプレイヤーが任されることが多く、ゴール近辺での得点、リバウンド、ディフェンスが要求される重要なポジション。センターの支配力は絶大で、試合を左右するポジションだと言っていい。

  • パワーフォワード [power forward]

    このポジションのプレイ内容はセンターに近いものがあるが、リバウンドとゴール付近での得点が主な仕事。センター同様、体と体のぶつかり合いがおおく、屈強な肉体を必要とする。

  • スモールフォワード [Small forward]

    スコアリングに秀でるプレイヤーのポジション。また、ディフェンス能力も必要なオールラウンダー的ポジション。であることから、このポジションにはエースが多く見られる。

  • シューティングガード [Shooting guard]

    ロングレンジシュートを得意とする選手のポジション。近年ではチームトップの得点力が期待されることが多い。ディフェンスのマッチアップは同ポジションがほとんどであることからディフェンス能力の点でも期待がかかる。

  • ポイントガード [Point guard]

    チームの司令塔。チーム状態もポイントガード次第で良くも悪くもなる。パス、ディフェンス、スタミナ、ボールハンドリング、シュート力、冷静さと、バスケに必要な能力全てがこのポジションのプレイヤーに要求される。

  • スラッシャー [Slasher]

    ドライブを多用し、得点を重ねるプレイヤーのこと。最近のSGはスラッシャータイプが多い。

  • スイングマン [Swingman]

    ガードとフォワードの両ポジションをこなす選手。ガード・フォワードとも言う。

  • シックスマン [Sixth man]

    一番期待のできる控えの選手のこと。通常試合で最初の交替選手となる。最も活躍したシックススマンにはシックススマン アワードが贈られる。

コート・器具関連

  • フロントコート [Frontcourt]

    自チームが攻撃するゴールがある側のコート半分。また、フォワード及びセンタープレイヤーの別称。

  • バックコート [Backcourt]

    コートをセンターラインで2分割したときに、チームにとってディフェンスを行う側のコート半分。(ガードプレイヤーの別称としても使われる。)

  • ベースライン [Baseline]

    コートの両端、リングの後ろに引かれたライン、またはそのライン沿いのエリア。エンドラインとも言う。

  • エンド ライン [End line]

    コート回りの境界線の縦の線をサイドライン、横の線をエンドラインと言う。ベースラインと同義語。エンドライン側へのドライブをベースライン・ドライブと言う。長方形のコートの短い方の線を指して言う。エンドラインの長さは13〜15mである。

  • バスケット [Basket]

    得点、ポイントのこと。また、リング・ネットの総称。当初、桃のカゴを使ってプレイしたことから、バスケットと呼ばれる。

  • レーン [Lane]

    フリースローラインからベースラインに囲まれた、ゴール近くの長方形(国際ルールでは台形)区域。ペイントとも言う。オフェンス側プレーヤーはペイント内に3秒以上留まることはできない。その場合、3秒バイオレーションを課せられる。

  • ベンチ [Bench]

    コーチと試合に出ていない選手が座るサイドライン上の場所。転じて控え選手の総称。

  • ダウンタウン [Downtown]

    3ポイントラインの後方。3ポイントシュートの別称としても使われる。多くのアリーナが広い敷地を求めて街外れに立地しており、ダウンタウンから離れていることから、ダウンタウンぐらいゴールから遠く離れている場所の意味で用いられるようになった。

  • ウィング [Wing]

    フリースローレーンの外側あたりの地域。コートの両サイドのこと。また、主にその地域でプレイするオフェンス選手のこと。

  • ネット [Net]

    リングから下がっている長さ15〜18インチ(約38〜45.7cm)の網。

オフェンス・個人プレイ

  • スリーシックスティ [360]

    1) ボールを持ったオフェンスプレイヤーが、ドリブルしながら360度回転してディフェンダーを抜き去るプレイ。 2)飛び上がり、360度回転してからダンクするプレイ。

  • アリウープ [Alley-oop]

    パスを空中でキャッチして、着地せずにそのままダンク(またはレイアップシュート)を決めるプレイ。Alley to hoopが訛ったものと言われている。

  • バンクショット [Bank shot]

    バックボードを利用するシュート。

  • クローズアップシュート [Close-up shoot]

    ランニングシュートの一種で距離的には比較的遠い場所からのシュート。ディフェンスまたはディフェンスラインの外側からのシュート。シュートの発点は肩より上方である。

  • コースト トゥ コースト [Coast to coast]

    コートの端からもう一方の端までをさす。転じて、ディフェンスリバウンドを取ったプレイヤーが、そのままドリブルでボールを運び、自分でシュートに持ち込むプレイ。

  • クロスオーバー [Crossover]

    ドリブルを左右に素早く切り返すこと。足の下を通すレッグスルー、背中の後ろを回すビハインド ザ バックなどもクロスオーバーの一種。

  • クロスオーバームーブ [Crossover move]

    ディフェンスの前を大きく横切るクロス・ステップを踏んでの動きのこと。

  • カットイン [Cut-in]

    ゴールめがけて、オフェンスがディフェンスの中に切り込んでいくプレイ。

  • ダブルクラッチ [Double clutch]

    シュートする際に空中でシュートフェイクを一度入れ、ディフェンスをあざむくこと。

  • ドライブ [Drive]

    ゴールに向ってドリブルで切れ込み、シュートを狙うプレイ。ドライブインとも言う。

  • ダンク [Dunk]

    リングの上からボールをたたき込むショット。slam(スラム)、jam(ジャム)とも呼ばれる。

  • フェイドアウェイショット [Fadeaway shot]

    やや後方にジャンプしてブロックショットを避けながら打つシュート。

  • フックショット [Hookshot]

    自分の肩越しに放つショットの名称。ショットを放つ手からそのボールの描く弧が、釣り針のようであることから名付けられた。厳密にはターンアラウンドショットとは異なるが、混同されて使われることもある。

  • ジェイ [J]

    ジャンプシュートの俗称。

  • ジャム [Jam]

    ダンクと同義語。

  • レイアップ [Lay-up]

    ランニングシュートのこと。基本的にはボールを手の平に乗せて持ち上げ、リングに置いてくる感じで行うシュート。そこから多種類のシュートに応用できる。

  • ワン オン ワン [One-on-one]

    1対1の攻防のこと。バスケットボールのチームプレイにおいて、すべての攻防の始まり。

  • ペネトレーション [Penetration]

    ドライブでディフェンスを突破し切れ込んでいくプレイ。突破した際には、ディフェンスの動きを読みながら、シュートやパスを狙っていく。

  • パンプフェイク [Pump fake]

    ボールをもっているプレイヤーがシュートすると見せかけ、ディフェンスプレイヤーのブロックショットのタイミングを狂わせる動き。

  • リバースダンク [Reverse dunk]

    後ろ向きに決めるダンクのこと。

  • ターンアラウンド ショット [Turnaround shot]

    ゴールに対して背を向けた状態から軸足を使って半転し、打つシュート。

オフェンス・チーム戦術

  • バックドアプレイ [Backdoor play]

    オフェンスでの基礎的な連携プレイの1つ。ハイポストの選手がボールをキャッチした瞬間、もう1人のオフェンスがマークマンの裏をついてバスケットに向って走り込み、パスを受けるプレイ。

  • ファストブレイク [Fast break]

    攻撃権を得てすぐ、相手のディフェンスが整う前にシュートに持ち込むオフェンスの方法。速攻。

  • ファウルゲーム [Foul game]

    ファウルを逆手に取るゲーム展開。点が接近している時にディフェンスが意識的にファウルをしてフリースローを打たせ、落ちたボールを保持する戦法。フリースローを失敗することによって、リバウンドを取って攻め返すチャンスが生まれる。ギャンブル性の高い戦法だが、ゲームの残り時間が少なくなると、劣勢のチームが使うことが多い。

  • ギブ アンド ゴー [Give-and-go]

    ボールを保持している選手が味方にパスを出し、その後ディフェンスを振り払い、フリーの状態で再びパスを受けるプレイ。パス アンド ランと同じ意味。

  • ハーフコートオフェンス [Halfcoart offense]

    オフェンスの制限時間を意識的に使って攻める攻撃法。

  • ナンバープレイ [Number play]

    オフェンスで、決められたとおりの動きからシュートに持ち込むプレイ。コーチやポイントガードが、プレイを番号で指示することからの呼称。フォーメーション、セットプレーともいう。

  • ピック [Pick]

    オフェンスの動きの1つで、スクリーンとも言う。オフェンス時に、味方のプレイヤーにマークマンを振り切らせるため、そのディフェンスの間近に立ち止まって壁を作り、味方のプレイヤーが動く方向について行けないよう邪魔をすること。このとき壁になるプレイヤーは動いてはならず、動くとムービング ピック(Moving Pick)のファウルとなる。

  • ピック アンド ロール [Pick-and-roll]

    オフェンスの連系プレイの1つ。ボールを持った見方にPickをしかけたオフェンスのプレイヤーが、その後リングに向ってRoll(ターンの意)をし、パスを受けるプレイ。

  • ポストアップ [Post-up]

    ポストエリアでパスを受けるポジションと姿勢(通常ゴールに背を向けた態勢)をとること。

  • スクリーンプレイ [Screen play]

    味方をマークしているディフェンスの進路を遮断し、味方をノーマークにするプレイ。

  • セットオフェンス [Set offense]

    攻撃に有利な体制が整うまで待って、5人の定位置にセットしてから始めるオフェンス。パスやドリブルを回しながら、ディフェンスのすきを狙って攻めていく攻撃法。コーチやポイント・ガードが、プレイを番号で指示することからナンバープレイとも呼ばれる。フォーメーション・オフェンスも同義。

ディフェンス・個人プレイ

  • ブロックショット [Blocked shot]

    相手のシュートを阻止するプレイ。相手がシュートした際にボールをたたき落とすこと。

  • ボックスアウト [Box out]

    リバウンドの時に相手とリングの間に入り込み、相手をリバウンドボールに近づけないようにすること。スクリーンアウト。「(リバウンド)ポジションをとる」と同義。

  • クロースリーガーディング [Closely guarding]

    近接してガードすること。ボール保持以外のあらゆる技術を行えないようにガードすること。パス、ドリブル、シュートができないように守ること。

  • ドロー ア ファウル [Draw a foul]

    相手にファウルをさせること、相手からファウルを取ること。主にディフェンスがチャージングをとる際に用いる表現。

  • ヘルプ [Help]

    チームディフェンスで誰かがディフェンスラインを破られた時、応急的にディフェンスを代わり手助けをすること。また、破られそうになった時に補助的にディフェンスをすること。あるいは、オフェンスがシュートもパスもできなくて困っている時にパスをもらいやすい位置に動くこと。

  • マンツーマンディフェンス [Man-to-man defense]

    オフェンス側のボールを持っていないプレイヤーに対し、パスのコースを封じてボールを持たせないようにするディフェンスの動き。

  • プレス [Press]

    ボールを持っているプレイヤーに常にプレッシャーをかけるディフェンスの方法。

  • リジェクション [Rejection]

    ブロックショットの別称。

  • スイッチ [Switch]

    プレイ中のディフェンスが、それぞれのマークの相手を交換すること。スクリーンプレイの対抗策。

ディフェンス・チーム戦術

  • オールコートプレス [All court press]

    相手のオフェンスに対して常にプレッシャーをかける激しいディフェンス。(フルコートプレスともいう。)

  • ディナイ ザ ボール [Deny the ball]

    オフェンス側のボールを持っていないプレイヤーに対し、パスのコースを封じてボールを持たせないようにするディフェンスの動き。

  • ダブルチーム [Double-team]

    2人のディフェンスプレイヤーがボールを持っている1人のオフェンスプレイヤーを守ること。

  • フルコートプレス [Full court press]

    相手のオフェンスに対して常にプレッシャーをかける激しいディフェンス。

  • トラップディフェンス [Trap defense]

    ワナ、落とし穴、策略の意。ディフェンス フォーメーションの一種で、相手チームに思い通りの攻撃をさせないために、ワナを張ってオフェンスを止めるディフェンス。戦法としては、ダブルチームなどで、相手のパスコースを限定して、そこからの逆速攻などを狙う。

  • ゾーンディフェンス [Zone defense]

    5人の選手がそれぞれ守る地域を分担し、その一帯(ゾーン)を責任を持って守り、5人が互いに協力し合うディフェンス。いろいろな陣型がある。

  • ゾーンプレス [Zone press]

    ゾーンの考え方を基本としたプレスディフェンス。

その他・プレイ用語

  • エアーボール [Air ball]

    バックボード、リング、ネットなど、どこにも触れずに外れたフィールドゴール・シュートやフリースローのこと。

  • アシスト [Assist]

    フィールドゴール・シュートが成功となった味方へのパス。

  • カット [Cut]

    ディフェンスを割って入ること。パスをインターセプトすること。シュートされたボールに触れて、方向を変えるディフェンス技術。

  • インターセプト [Intercept]

    相手チームのパスをスティールし、自チームの保持ボールにすること。

  • マッチアップ [Match-up]

    マンツーマンディフェンスの場合、相手チームの個々のプレイヤーに対し、誰がマークマンとして責任を持つのか決めること。

  • ミスマッチ [Miss match]

    マンツーマンディフェンスの時、マッチアップしている選手との間に、身長の差や、技術的な差がある時のこと。

  • ノールックパス [No-look pass]

    顔や視線とは違う方向にパスを出すこと。

  • アウトレットパス [Outlet pass]

    リバウンドを取ったプレーヤーが、オフェンスをスタートさせるために、ゴール下の密集の外に出す最初のパス。これがうまいと、ファストブレイクに結びつきやすい。

  • ピボット [Pivot]

    ボールを持っているプレイヤーが一方の足を軸足(ピボットフット)としてフロアに固定し、もう一方の足を動かして方向を変えること。

  • セットショット [Set shot]

    プレーヤーが両足をフロアにつけたまま、ジャンプせずに打つシュート。NBA初期の頃には良く見られたが、その後よりブロックされにくいジャンプシュートに取って代わられ、現在はフリースロー以外では殆ど見られない。

  • スティール [Steal]

    ディフェンス側が、相手のドリブル中、パス中などのボールを奪うこと。

  • スローイン [Throw in]

    コート外からボールを投げ入れること。インバウンズパスとも言う。ファウル、バイオレーションなどのあとゲームを再開するときに行われる。

  • ティップイン [Tip in]

    味方の外したシュートを指先で軽くはじき、リングに入れること。

  • トランジション [Transition]

    ショットの後など攻撃権が移った時、オフェンスからディフェンス、またはその逆にプレイを切り替えること。

NBA用語−パーソナルファウル・バイオレーション

  • 10秒バイオレーション [10-second violation]

    得点後、オフェンス側は10秒以内にボールをフロントコートに運ばなければならないとするルール。

  • 3秒ルール [3-second violation]

    オフェンス側が制限区域(ペイント)内に3秒以上とどまることを禁じるルール。

  • バックコートバイオレーション [Backcourt violation]

    バックパスとも言われ、フロントコートからバックコートへパスすることを禁じるルール。違反すると、攻撃権が移行する。

  • ブロッキング [Blocking]

    パーソナルファウルの1つ。ディフェンス側の選手がオフェンス側の選手に故意にぶつかるなどして、進路を違法にふさぐこと。

  • チャージング [Charging]

    パーソナルファウルの1つ。オフェンス側の選手が止まっているディフェンス側の選手に故意にぶつかること。

  • フレグラントファウル [Flagrant foul]

    必要以上の接触があったり、プレイよりも接触自体が目的だったと見なされたファウル。1試合に2度行うと退場になる。度を越して、「アンスポーツマンライク」と見なされた場合は、即座にゲームからの退場となる。

  • ファウルアウト [Foul out]

    パーソナルファウルの累積によって退場となること。

  • ファウルトラブル [Foul trouble]

    あるプレイヤー、または複数のプレイヤーのファウルが嵩み、ファウルアウトを避けるため出場時間を制限しなければならない状況。

  • ゴールテンディング [Goaltending]

    シュートしたボールが最高点より落下中に触れてしまった場合の反則。ディフェンス側が触れるとフィールドゴールとしてカウントされ、オフェンス側が触れるとそのシュートは無効で攻撃権が移行する。

  • ハンドチェッキング [Hand-checking]

    ディフェンス側のプレイヤーが自分の手を使ってオフェンスの動きを阻止しようとするプレイ。反則になる。

  • ルーズボールファウル [Loose-ball foul]

    リバウンドを争っている時など、攻撃権がどちらのチームのものでもない状況でのファウル。

  • パーミング [Palming]

    ダブルドリブルの一種。ドリブル中の手が、ボールの下から上に行き、ボールを一度保持したと見なされること。反則。(キャリングcarryingともいう。)

  • ペナルティシチュエイション [Penalty situation]

    1クォーターにチームが4つ以上のファウルを犯してしまった状態。その後のファウルは全て、相手チームにフリースローが与えられる。

  • プッシング [Pushing]

    パーソナルファウルの1つ。ディフェンスプレイヤーがオフェンスプレイヤーを押すこと。

  • テクニカルファウル [Technical foul]

    プレイとは直接関係ないファウル。汚い言葉を放ったり、ルールに従わなかった場合に課せられる。ちなみに、テクニカルファウル2つで退場になる。パーソナルファウルにはカウントされない。

  • トラベリング [Traveling]

    ドリブルをせずに3歩以上歩いてボールを運ぶ反則。この場合、攻撃権が移行する。かなり基本的なバイオレーションだが、NBAというトップリーグでのコールも少なくない。

  • バイオレーション [Violation]

    パーソナルファウル以外のすべての反則(トラベリングやラインクロスなど)で、これを犯すと相手チームのボールとなり、スローインで再開される。

  • ウォーキング [Walking]

    トラベリングのこと。ボールを保持して歩きすぎること。

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