ダマー・デローザンが、NBA史上初めてFG成功率50%以上で35得点以上を7試合連続で達成したプレイヤー

 NBAブルズのデマー・デローザン(32)が16日、地元シカゴ(イリノイ州)で行われたキングス戦で41分出場し、フィールドゴール(FG)を27本中16本(3点シュートは試投1本のみで成功)、フリースローを5本すべて決めて38得点をマーク。125―118(前半64―59)での勝利に貢献した。

 得点部門でリーグ4位(28・1)のデローザンの得点は、2月4日のペイサーズ戦から31→45→38→36→35→38→40→38。8試合連続で30得点以上をマークしたのはブルズでは1996年1月6日~23日のマイケル・ジョーダン(32→35→48→46→32→38→36→33)以来、26シーズンぶりとなった。

 またデローザンのここ7試合のFG成功率は60・0%→59・3%→68・4%→63・6%→50・0%→66・7%→59・3%。FG成功率50%以上で35得点以上を7試合続けて記録したことになった。

 これは1試合100得点のNBA最多記録を保持するウィルト・チェンバレンが1960年と61年の両シーズン(ともに所属はウォリアーズ)に2度マークしていた「6試合連続」を上回るNBA史上初の出来事。今季通算では51・7%だが、この7試合での平均成功率は60・7%に跳ね上がっている。

 デローザンの活躍で5連勝を飾ったブルズは東地区全体2位から、試合のなかったヒート(37勝21敗)と入れ替わって首位に浮上。敗れたキングスは22勝38敗となった。