ドラギッチをトレードすることは“困難ではない”と地元メディア

 2月11日(現地時間10日、日付は以下同)のトレードデッドラインが近づくにつれて、今年も例年と同様にトレードのウワサが数多く渦巻いている。

 1月31日には『TORONTO STAR』が、トロント・ラプターズのゴラン・ドラギッチについて複数のチームが獲得に関心を見せていると報じた。

 キャリア14シーズン目のコンボガードは、昨夏のサイン&トレードでプレシャス・アチウワと共にマイアミ・ヒートからラプターズへ移籍。スロベニア出身の技巧派レフティは、2020年にヒートのNBAファイナル進出に大きく貢献した経験豊富なベテランなのだが、今季は5試合の出場で平均8.0得点2.8リバウンド1.8アシスト1.0スティールを残すも、家族の事情によって昨年11月中旬から試合に出場しておらず、チームからも離脱している。

 35歳のドラギッチは今季1944万ドル(約22億3560万円)という高額年俸なのだが、契約は今季限り。同メディアによると、複数のチームがバックアップのポイントガードあるいはベンチの得点力をアップさせる存在として関心を示しており、ラプターズがデッドラインまでにトレードを成立させることは決して困難ではないと報道。

 ただし、もしデッドラインまでにトレードを成立できなかった場合は、バイアウトとなって制限なしフリーエージェント(FA)になる見込みとも報じている。優勝候補と評されるチームにとっては、ドラギッチがFAになれば積極的に獲得を狙うことになりそうだ。