いまだ今シーズン未出場が続くワシントン・ウィザーズの八村塁。10月中旬から慎重に調整を続け、そのコンディションが徐々に上向いていることが伺えていたなか、昨年12月29日（現地時間28日）に新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りが発表されることとなった。
八村塁について語るアンセルドJr.HC この八村の離脱について、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチ（HC）は1月4日のシャーロット・ホーネッツ戦前にコメント。プロトコル入りによって八村の離脱はさらに長引くのか、という問いに対して「そんなに長引かないと思う」と自身の見解を示した。
「実際、復帰間近だった。今後、彼のコンディションを見て多少整え直す必要があるかもしれないが、そんなに長くかからないと思う」と続けた指揮官は、最後に「もちろん、彼のプロトコル明けの状態にもよる」と付け足したものの、八村のコンディションについて悲観的には捉えていないようだ。
はたして八村の復帰タイミングはいつになるのか。指揮官の言葉を聞く限り、その日は決して遠くないようだが、ここまで慎重にコンディション調整を続けてきただけに、最後まで焦らず万全のコンディションで戻ってきてくれることを期待したい。