ブレイザーズ、A.クラブらのオファーにマッチ ネッツは補強に苦戦

ポートランド・トレイルブレイザーズが現地10日、制限付きフリーエージェント(FA)のアレン・クラブにブルックリン・ネッツが出したオファーにマッチ(同額の契約条件を提示)し、同選手を引き留めたことが分かった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が報じた。

同サイトによると、ネッツはクラブに対し、総額7,500万ドル(約76億4,000万円)の4年契約を提示していたとのこと。24歳のクラブは昨季、C.J.マッカラムやデイミアン・リラードの控えとしてプレーし、1試合平均10.3得点をマーク。ブレイザーズは同選手のディフェンス力とシューティングを高く評価しているという。

また、ブレイザーズは同日、制限付きFAのマイヤーズ・レナードを4年総額4,100万ドル(約41億7,000万円)で呼び戻した。ほかにも、エバン・ターナー(セルティックスからFA)と4年総額7,000万ドル(約71億2,000万円)、フェスタス・イジーリ(ウォリアーズからFA)と2年総額1,500万ドル(約15億3,000万円)の契約を結ぶなど、今オフは積極的な補強を展開している。

一方のネッツは、マイアミ・ヒートから制限付きFAとなっていたタイラー・ジョンソンにも4年総額5,000万ドル(約50億9,000万円)のオファーを出していたようだ。しかし、こちらもヒートにマッチされるなど、補強に苦戦していると『ヤフースポーツ』は伝えている。