ヒートから2年4000万ドル(約40億1000万円)を提示されたドウェイン・ウェイド(34)の代理人は5日になって5000万ドル(約50億5000万円)前後を要求。ヒート一筋に13シーズンにわたってプレーしてきたウェイドはチーム側が自分よりも先にセンターのハッサン・ホワイトサイド(26=残留)とサンダーのケビン・デュラント(27=ウォリアーズに移籍)との交渉を優先させたことに激怒し、それが金額をつり上げる要因になったと見られている。
ウェイドは今後、サラリーキャップ枠に十分な余裕があるナゲッツ、さらに故郷シカゴを本拠にしているブルズとの交渉に臨む予定。スポーツ専門局のESPNは「サラリーキャップの枠に余裕はないが…」としながらも、ファイナルで悲願の初優勝を遂げたキャバリアーズとも交渉する可能性があると報じている。