各チームの年俸総額の上限額となる2016-17シーズンのサラリーキャップを発表。9,410万ドル(約96億5,000万円)に設定された。
昨シーズンのサラリーキャップは7,000万ドル(約71億8,000万円)。来シーズンから始動する年間約25億ドル(約2,563億円)の新たなテレビ放映権に関連した収入の増加が、大きく跳ね上がる主な要因となった。
新たなサラリーキャップは、米東部時間の7日午前12時1分から有効となる。これによりモラトリアム期間が明け、フリーエージェント(FA)との契約やトレードを正式に成立させることができる。
また、ラグジュアリータックス(贅沢税/年俸総額超過に伴う課徴金)の課税ラインは、1億1,330万ドル(約116億1,000万円)に決定。チーム総年俸の最低ラインは、サラリーキャップの90%にあたる8,470万ドル(約86億8,000万円)に決まった。