クリッパーズが試合掌握、ロケッツに今季初黒星付ける

 ロサンゼルス・クリッパーズは現地4日、ホームでヒューストン・ロケッツに137対118で快勝。開幕3連勝スタートを切っていたロケッツに今季初黒星を付けた。この結果、クリッパーズ、ロケッツともに今季3勝1敗となっている。

 クリッパーズは、ホームで相性のいいロケッツ相手に終始リードを保って勝利。JJ・レディックがハーフタイムまでに19得点を挙げるなど、前半の得点で球団記録タイとなる78得点の大量得点を稼いで、78対66のハイスコアリングゲームに持ち込んだ。

 第4Qの最後の7分間は、クリッパーズの代名詞であるアリウープがさく裂。残り約4分半には129対108と大きく点差を広げて、余裕の展開で勝利した。

 26得点のレディックを筆頭に、7選手が二桁得点を記録。チームの絶対的司令塔のクリス・ポールが23得点、17アシスト、ジャマール・クロフォードは21得点、ブレイク・グリフィンが18得点をマークした。ホームでのロケッツ戦は5連勝となった。

 敗れたロケッツでは、今年の夏にフリーエージェントとなりロサンゼルス・レイカーズから移籍したドワイト・ハワードが、ロサンゼルスに初凱旋。盛大なブーイングで迎えられた同選手は、13得点、9リバウンドと平凡な成績にとどまった。左足首の故障から復帰のオムリ・カスピが、途中出場ながら19得点でチーム最多をマーク。ジェイムス・ハーデンが15得点、チャンドラー・パーソンズ、ジェレミー・リン、フランシスコ・ガルシアがともに14得点など、こちらも7選手が二桁得点をマークした。