現地時間30日、ニューヨーク・ニックスがジャレン・ローズの放出を発表した。33歳のローズは、昨季途中にトロント・ラプターズからトレードでニックスに加入。ニックスでは26試合出場、平均12.7得点をあげていた。だが、チームは今オフにFAでジャレッド・ジェフリーズ、ドラフト1巡でレナルド・バークマンと、ローズと同じSFの選手を獲得しており、チームの構想から外れていることが明らかになっていた。実際、プレシーズンでローズはわずか4試合で合計31分の出場のみに終わっていた。
ニックスにとっては、サクラメント・キングスに加入したモーリス・テイラーに続く高額年俸選手の放出となる。また、ジェフリーズが負傷で戦線離脱していることから、チームは開幕戦の先発SFにクエンティン・リチャードソンを起用すると見られている。ローズは、プロ通算894試合出場で平均14.7得点、3.9アシスト、3.6リバウンドを記録と得点能力の高い選手だが、一方で自己中心的で扱いにくい選手とも言われている。そのため、移籍を繰り返しニックスが通算5チーム目だった。
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