現地時間9月30日、ロサンゼルス・クリッパーズが、昨季チームを30年ぶりとなるプレーオフ2回戦に導いたマイク・ダンリービーHCの契約延長を近日中に行うことが濃厚になった。地元紙「ロサンゼルス・タイムス」が伝えている。
昨季のクリッパーズは、カリフォルニア州移転後としてはシーズン最多勝利をマーク。ロードでの白星もチーム記録となった他、9年ぶりにプレーオフに出場。1回戦でデンバー・ナゲッツを破り、30年ぶりにシリーズ突破を果たした。またフェニックス・サンズとのカンファレンス準決勝では、ゲーム7までもつれこむ熱戦を展開。03-04シーズンにダンリービーHCが就任以来、毎シーズン勝利数が増えていることもあり、チームは、ダンリービーHCの手腕が、好成績につながっていると評価している。
そのため同紙は、ダンリービーHCの長期的なステータスがクリッパーズの重要課題とし、オーナーのドナルド・スターリング氏らが、クリッパーズがサンタバーバラ市立大学でキャンプを始める10日前までに、契約延長をまとめることを望んでいると報じた。
また同紙では、サム・キャセールの再契約とティム・トーマスの加入もダンリービーHCが大きな役割を果たしたと記載。エルトン・ブランドの「彼(ダンリービーHC)が就任する前からチームにいたので、彼が行った変化を見てきた。チームはとっても変わったよ」というコメントも紹介し、同HCの功績を称えている。
同紙によると、ダンリービーHCの年俸250万ドル(約2億9,500万円)は、同様の経歴を持つHCに比べ低く、情報筋の話として、ダンリービーHCは1年600万ドル(約7億円)平均の4年延長を求めるようだ。
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