サンアントニオ・スパーズがフォワードのボリス・ディオウをユタ・ジャズへトレードしたことが現地5日、関係者の話で分かった。見返りとしてポイントガードのオリバー・ハンランの交渉権をジャズから獲得する。
33歳のディオウは、2014年のスパーズ優勝に貢献し、昨季は1試合平均6.4得点、3.1リバウンド、2.3アシストをマーク。米スポーツサイト『Spotrac.com』によると、契約があと2年残っており、2017-18シーズンは保証なしだという。
正式にトレード成立となるのは7日以降だが、ディオウは自身のツイッターを更新し、「スパーズのファンのみんな、たくさんのメッセージをありがとう。ここで素晴らしい時を過ごし、優勝を果たした。ここから去ってしまうが、サンアントニオは永遠に私にとってスペシャルな場所だ」と、ファンにこれまでのサポートを感謝。また別のツイートで、チームメイトになる同じフランス出身のルディ・ゴベールとジャズにあいさつの言葉を贈った。
23歳のハンランは、2015年のドラフトでジャズから2巡目指名を受けたが、昨シーズンはリトアニアでプレーした。