エンビードが40得点10リバウンドの大活躍、シクサーズがブルズに勝利

現地2月6日、ブルズのホームに乗り込んだセブンティシクサーズはジョエル・エンビードが40得点10リバウンドを記録し、終始試合を優位に進めて119-108で勝利した。 89-81で最終クォーターを迎えたシクサーズは約1分半で9-0と走り、この試合で最大となる17点をリードした。しかし、すぐさま0-13のランを浴びてしまい、2、3ポゼッション差の拮抗した展開に。

それでも、残り2分にトバイアス・ハリスがドライブから得点して再びリードを2桁に乗せたシクサーズがそのまま逃げ切った。 エンビードは2本の3ポイントシュートを含む、フィールドゴール23本中14本を成功させて40得点を挙げるとともに、10リバウンド2ブロックを記録して特にインサイドで支配的なパフォーマンスを見せた。

エンビードは「僕らはいくつかのトップチームを倒してきた」とチームへの自信を深めるとともに、「でも勝つべき試合を取りこぼしたこともある。ずっと言ってきたことだけど、僕らは完璧でいなければならない。そして、僕はこれまでのように支配的でいなければならないし、それ以上のプレーも必要だ」と続けた。

エンビードは今シーズン4度目の40得点超えを果たし、リーグのリーディングスコアラー(平均29.0得点)の力を証明した。だが、エンビードを超える45得点を許したように、シクサーズはブルズのデマー・デローザンに苦しめられた。

ヘッドコーチのドック・リバースはゾーンやトラップなどいくつもの戦略を駆使したが、デローザンは1on1からジャンプシュートを何本も沈め、オープンなチームメートを見つけ出してはパスを供給した。最もディフェンスに優れるマティース・サイブルを欠き、代わりに先発したダニー・グリーンやフルカン・コルクマズ、タイリース・マクシーもデローザンのマークを担当したが、彼を止めることができなかった。

リバースコーチは「彼はとても賢く、スマートなスコアラー。彼を止めるためにやれることはすべてやったが、こういう試合もある。他の選手のシュートを止めようと話したんだ」と明かした。そして、「今夜の彼は特別だった。だからこそ、ジョエルの40得点すべてが必要だったんだ」と語り、エンビードのパフォーマンスの重要性を強調した。

エンビードは「僕のおかげで勝てたわけじゃない」と謙遜したが、「このゲームは勝たなければならなかった。それを知っていたからしっかり準備していたし、インテンシティ高く戦おうと思っていたんだ」と続け、今シーズン2度目の3連敗を回避した試合を振り返った。