現在右ひじの負傷でチームから離脱しているポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)が、今シーズン全休する可能性があるようだ。『Bleacher Report』が報じている。
現在31歳の同選手は、203センチ100キロのフォワード。2010年のドラフトでインディアナ・ペイサーズから1巡目全体10位指名を受けてNBA入りし、オクラホマシティ・サンダーを経て2019年にクリッパーズへ入団。今シーズンは26試合の出場で1試合平均24.7得点5.5アシスト7.1アシストを記録していた。
同選手はカワイ・レナード不在のチームにおいてエースとして活躍していたが、昨年12月7日(現地時間6日、日付は以下同)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で負傷。同21日のサンアントニオ・スパーズ戦で復帰するも、右ひじの内側側副靭帯断裂と診断されたため、同23日のサクラメント・キングス戦を最後に戦線を離脱している。
同メディアは、クリッパーズは同選手が今シーズン中に復帰しない可能性を考慮していると報道。そこで、2019-20シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズを例に戦力を整えようという考えがあるという。
だが、クリッパーズはジョージをトレードで獲得する際に2022年、2024年、2026年の1巡目指名権と2023年、2025年の1巡目指名権の交換権をオクラホマシティ・サンダーへ放出。しばらくはドラフトでの有望選手獲得は不可能のため、球団は難しい舵取りを強いられることになりそうだ。