現地1月8日に行われたジャズvsペイサーズの一戦は、ドマンタス・サボニスがキャリアハイの42得点、ランス・スティーブンソンがベンチから16得点に加えてキャリアハイとなる14アシストを記録したペイサーズが125-113で勝利した。
ジャズの反撃を食い止めて連敗を6で止めた試合後、ヘッドコーチのリック・カーライルは、10日間契約でペイサーズに復帰したスティーブンソンがもたらしているポジティブな影響を称えた。「チームに以前とは異なる勢いをランスが与えてくれている。彼が爆発的なエネルギーをもたらしてくれているし、気持ちの入ったプレーも多く、チーム内の雰囲気、選手間のボディランゲージ、気持ちの部分が変わった」
キャリアハイを更新したサボニスも「ランスが入ったことで全員の仕事が楽になった。シューターもオープンな状態でシュートを打てているし、キャッチ&シュートや自分のスクリーンを使ってシュートも打てている。彼の自信がチーム内に浸透している感じで、とても良い」と、『スティーブンソン効果』を実感している。
4年ぶりにペイサーズ復帰を果たしたスティーブンソンは「最初の2試合ではチームのプレーを理解できていなかったけど、チームメートとの呼吸も合ってきている」と手応えを語る。「練習の時から『必ず見つけてパスを出すから』と伝えている。しっかりとコミュニケーションを取って、正しいプレーを選択できていれば、チームメートは自信を持ってシュートを打つし、決めてくれる」 スティーブンソンは、前回ペイサーズに所属した際にセカンドユニットで一緒にプレーしていたサボニスの成長に感心していた。
サボニスはオールラウンダーとして年々成長し、直近2シーズンはオールスターにも選出されている。 「前にペイサーズに所属していた時、僕とドマ(サボニス)はセカンドユニットでプレーしていた。毎試合でピック&ロールを組み立てていた関係があったし、僕たちのプレーはまるでショータイムのようだった。今日もプレーしていて昔のことを思い出してね。『彼ならここにいる』と確信してパスを出していた」 「本当にドマは成長したよね。前に一緒にプレーしていた時より大きくレベルアップしている。これまでの成長を考えると、本当に素晴らしいことだと思う」