【ニュース】レブロンがコロナ禍での隔離空間でのバスケットボール、そしてNBAファイナルを語る|NBA News

レブロン「(バブルは)バスケットボールのためだけにつくられたものすごく厳しい空間だった。」

ニュース引用

BASKETBALL KINGは以下のように報じています。

 それは2020年に起きた“バブル”のことを指しており、当時世界中で感染が広がっていた新型コロナウイルスの影響により、3月中旬のレギュラーシーズン中断を経て、NBAが2020年7月末からフロリダ州オーランドのディズニーワールドに設立した隔離空間“バブル”でシーズンを再開した。感染防止の観点から試合は無観客で行われ、選手はシーズン終了まで“バブル”から出ることを禁止されていたため、多くの選手は数ヶ月に渡って家族や日常生活から離れる生活を余儀なくされていた。

 その“バブル”の中で、レブロン率いるレイカーズは、ジミー・バトラー(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)擁するマイアミ・ヒートを破りリーグ制覇を果たしている。一部のファンからは、この特殊な環境での獲得した優勝はカウントすべきではないという声が挙がっているが、レブロンは次のようにコメントした。

「あれは、バスケットボールのためだけにつくられたものすごく厳しい空間だった。普段、僕たちは人生でやりたいことができていると思うんだ。たくさんお金を稼いで、いろんなところに行ける。でも“バブル”の中では『レストランに行こう』とか『こんなことをやってみよう』といったことが全くできなかった。“バブル”の中では、全てがバスケットボールのためだけにある空間だったんだ」

 レブロンは続けて、多くの制限がかかる“バブル”の生活の中で「“こんなのはもうたくさんだ。なんで自分はここにいなければいけないんだ?”という気持ちになってくる」と、メンタルを維持することが非常に困難だったことを明かした。自身が経験した優勝の中で、最も精神面でハードなものだったと振り返っている。

参照元:「これまでで最も精神的にハードだった」…レブロンが”バブル”での優勝を振り返る
記事元URL:https://basketballking.jp/news/world/nba/20250615/549077.html

マサカリテクノのコメント

コロナ禍でのNBAは大変だったイメージ、個人的に現在までNBAを見てきた記憶を辿ってみても、ロックアウト以来の大きな出来事でした。「バブル」という隔離空間で無観客で開催されたゲーム。観客席は液晶モニターに観客が映し出される様子は、なかなか見ることのできないものでした。

バブルでのバーチャル・ファン

「感染防止の観点から試合は無観客で行われ、選手はシーズン終了まで“バブル”から出ることを禁止」とある通り、選手的にかなり厳しい状況だったでしょうね。気軽に外出して気分転換もできず、メンタルがやばそうです。

そして、レブロンが語っている、「“ホームがない”ファイナルの経験」というのは今後は、余ほどのアクシデントがない限り起こることは無いように思います。「ホーム」も「アウェイ」も無いというのは、応援するホームの観客、そしてブーイングやヤジを飛ばすアウェイの観客も居ないという、NBAプレイヤーとして少し味気のない物足りない事だったと思います。