8日(日本時間9日)にウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦でウルブズとウォリアーズが対戦。ウルブズが前半からのリードを守り切って117ー93で快勝した。この勝利でウルブズはシリーズの対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。
本拠地で迎えた第1戦はロースコアゲームで落としたウルブズ。負けられない第2戦は、第1Q開始早々からジェイレン・マクダニエルズ、マイク・コンリー、ジュリアス・ランドルの連続得点で13―0のランという最高スタートを切った。ディフェンスではウォリアーズを15得点におさえ。ウルブズは第1クォーターを29-15と14点のリードを奪った。
しかし第2Qにアクシデントが襲った。残り5分56秒でリバウンドを争ったアンソニー・エドワーズは、相手に足を踏まれた状況で着地して左足首を負傷した。左足首を押さえて座り込み、立ち上がると両脇をトレーナーに支えられて、足を引きずりながら控え室に戻った。エースを欠きながらもチームは56ー39とリードして前半を折り返した。
暗雲が立ち込める中でエースは帰ってきた。ハーフタイムで足首の感覚を確認した上で、後半開始からコートに戻った。
第3Qに一時7点差まで詰め寄られたが、クォーター終了間際のランドルの得点で20点差まで広げた。第4Qもリードを守り切って、このシリーズ初勝利を飾った。
ウルブズは、ジュリアス・ランドルがチーム最多24得点7リバウンド11アシストのダブルダブルを達成。怪我が心配されたエドワーズも20得点9リバウンド5アシスト3スティール。ニッケル・アレクサンダー・ウォーカーが20得点、マクダニエルズが16得点3ブロック3スティールをマークした。
対戦成績1勝1敗のタイで敵地に移動して、10日(同11日)に第3戦目を戦う。
アンソニー・エドワーズの試合後のコメント。「左足首は大丈夫。試合映像を見直して、シュートを外したのもあるけどディフェンスのよくなかったところを改善できた。(チーム最多24得点のランドルについて)彼はあのようなプレーしたら絶対に負けないよ。第3戦も負けない。」
■試合結果
ティンバーウルブズ 117-93 ウォリアーズ
MIN|29|27|29|32|=117
GSW|15|24|26|28|=93