5月5日(現地時間4日)にトヨタ・センターで「NBAプレイオフ2025」ウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンドが行われ、7位のゴールデンステイト・ウォリアーズが敵地で2位のヒューストン・ロケッツとの第7戦に臨んだ。
ヒールド、3ポイントでチームに勢いをもたらす
第6戦で無得点だったヒールドだが、前半だけで3ポイントシュート6本を決め22得点を挙げる活躍。ヒールドは最終的に3ポイントシュートを11本中9本を決め33得点3リバウンド3アシスト。ちなみに、3ポイントシュート18本中6本だったロケッツよりも多くの3ポイントシュートを決めている。
カリーは前半終了までにわずか3得点にとどまった。しかし第4クォーターに覚醒し、このクォーターだけで14得点を挙げる活躍をみせる。試合終盤にエースが主導権を握り、ウォリアーズはロケッツを撃破した。カリーの最終スタッツは22得点10リバウンド7アシスト。
ジミー・バトラーは20得点、8リバウンド、7アシストを記録し、マイアミからのトレードで2月8日にデビューして以来、チームは28勝11敗と成績を伸ばした。
そして、ドレイモンド・グリーンが16得点を追加し、先発選手4人が2桁得点をマークしている。
ウォリアーズ、スティーブ・カーHCのコメント
「このシリーズを勝ち抜けたのは幸運だった」とゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー監督は語った。「あの試合は信じられないほど印象的な決意の表れだった」
ロケッツ、イーメイ・ウドカHCのコメント
「このシリーズではチャンスはあった」とロケッツのイメ・ウドカ監督は語った。「全員がプレーを続けられると思っていたので、残念だ。今は辛いだろうが、これをモチベーションにして、全員でより良い結果で戻ってこよう」
セミファイナルはウルブズとの対戦
第7戦を終えたばかりのウォリアーズは、カンファレンス・セミファイナルの為にヒューストンからミネソタに直行しなければならない。対戦相手のティンバーウルブズは4勝1敗でレイカーズを破った為、シリーズを5戦で終え休養十分。そんなウルブズに対し、ウォリアーズはロケッツとのシリーズで第7戦までフルで戦っている。さらにプレーインの1試合もこなしている。ベテランが多いチームだけに、短期間でフィジカル・コンディションを整えられるかが鍵となるだろう。
■試合結果
ヒューストン・ロケッツ 89-103 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
HOU|19|20|23|27|=89
GSW|23|28|19|33|=103