4月25日(日本時間26日)、ウェスタン・カンファレンス・プレーオフのファーストラウンド第3戦が行われた。1勝1敗のタイで敵地に乗り込んだレイカーズとウルブズとの対戦。重要な第3戦、レイカーズは、エースの体調不良が発覚。「ESPN」生中継でリサ・ソルターズ氏が「ドンチッチが胃腸炎を患っている」とレポートしたのだ。試合直前まで嘔吐するなど、体調が万全とは程遠い状態だったが強行出場という道を選んだ。
この試合で、レイカーズのルカ・ドンチッチは胃腸炎を抱えながらの試合となった。体調不良ながらフィールドゴール16本中6本成功の17得点、8アシスト、5ターンオーバーという成績を残す。普段の彼のスタッツに比べると物足りなさを感じるが、レブロン・ジェームズが体調不良のルカ・ドンチッチを支えた。
レブロンは40歳以上のプレーヤーとしてNBAプレイオフ史上最多となる38得点を記録し、さらに10リバウンド、4アシスト、2スティール、2ブロックの活躍を見せる。
一方のティンバーウルブズ、第3戦ではジェイデン・マクダニエルズが30得点、アンソニー・エドワーズが29得点を挙げ、アップダウンの激しい試合を116-104で制しました。
ティンバーウルブズは試合の残り4分間でレイカーズにフィールドゴールを許さない強固なディフェンスを披露。さらにその時間帯、エドワーズが得点、続いてナズ・リード、そして再びエドワーズ、さらにまたエドワーズが得点を重ねる活躍を見せた。

まずまずの活躍を見せたルカ・ドンチッチ、ベンチではジャージのフードを被り具合の悪そうな表情を見せる場面も。レディック監督はドンチッチの体調について「出場している限りは彼がルカ・ドンチッチであるように扱う。そこで彼が全力プレーしてくれることを期待する」と言及した。

ウルブズは5割近いFG%、さらにわずか8ターンオーバー
フラストレーションの溜まる第2戦の後、ティンバーウルブズには多くの課題が残されていました。積極的なレイカーズのディフェンスに翻弄された彼らでしたが、この試合ではフィールドゴール成功率48.4%(3ポイントシュートは36本中13本成功)を達成、さらにターンオーバーはわずか8に抑えた。
レイカーズは倍の16ターンオーバー。
敗れたレイカーズはアグレッシブなディフェンスを見せていた、特にペイントエリアへの侵入を阻止することに注力していた。その徹底ぶりは、ティンバーウルブズのセンターであるルディ・ゴベアがこの試合で一度もフィールドゴールをアテンプトせず、もう一人のセンターであるリードもペイントエリア内からのシュートをわずか2本しか放てなかったことからも明らかです。
八村塁は、8得点4リバウンド2アシスト
八村は37分38秒出場。8得点4リバウンド2アシストを記録した。シュートは7本試投で3本成功。3Pシュートは4本試投で2本成功。3P成功率は50%だった。