日本時間4月20日(現地19日)、ニューヨーク・ニックスとデトロイト・ピストンズがプレイオフ1回戦第1戦を戦い、123-112でニックスが勝利した。
若いピストンズは第3クォーター終了時点で3ポイントを5割以上の確率で沈め、8点のリードを奪っていた。ニックスはジェイレン・ブランソンが最初のシュートを13本中11本失敗と絶不調だったものの、最後の12分間で意地を見せた。
第4クォーター早々、キャメロン・ペインのディフェンスによって2つのターンオーバーを誘発すると、流れは一気にニックスへ。わずか4分半で21-0のランに成功し、マディソン・スクエア・ガーデンのファンを熱狂させた。
第4クォーターだけで12点を挙げたブランソンは、試合後に「事態は本当に、本当に急速に変わったんだ。我々のディフェンスが重要だった」と振り返っている。さらにペインも、このクォーターだけで11点を叩き出した。 ピストンズは2008年以来となるプレイオフでの勝利を目指していたものの、この日の敗戦でプレイオフ連敗記録が15に伸びてしまった。
この日の前半だけで22点を挙げたトバイアス・ハリスは、「試合のほとんどの時間帯で、僕たちは落ち着いてプレイできた。それにこれはシリーズの1試合に過ぎない。プレイオフはどのように対応するかが重要」と、今後の修正が大切と説いた。 第2戦は22日(同21日)に行なわれる。