【ニュース】八村塁が今季最多12リバウンドを記録、レブロンとリーブスの2人で72得点、レイカーズ連敗を止める|NBA News

 2月21日(現地時間20日)、レイカーズが敵地のモダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

 レイカーズはルカ・ドンチッチとジャレッド・バンダービルトが欠場。オースティン・リーブス、ドリアン・フィニー・スミス、レブロン・ジェームズ、八村、ジャクソン・ヘイズが先発に名を連ねた。

 1点ビハインドで迎えた第1クォーター開始4分30秒からレブロン、リーブス、ヘイズの得点で10-0のラン。八村、トレイ・ジェイミソン、フィニー・スミスも得点を重ね、28-15とリードを奪った。

 第2クォーターは開始4分30秒の18点差から詰め寄られる展開。終了間際に得点を許し、47-55と8点差でハーフタイムを迎えた。  リーブスが前半だけで19得点と爆発。レブロンが16得点5リバウンド3アシスト、ヘイズが7得点4リバウンド、フィニー・スミスが5得点、八村が4得点にチーム最多6リバウンドを記録した。

 第3クォーターでは八村が12月22日(同21日)のサクラメント・キングス戦以来となる2ケタリバウンドに到達。2点差の残り3分35秒にリーブスのアシストからダンクを決めた。終盤にレブロンやゲイブ・ビンセントの3ポイントがあったものの、1点差まで詰め寄られた。

 第4クォーターは序盤からレブロンとリーブスを中心に攻め込み、開始4分53秒の時点で93-84と9点差。試合終了残り46.1秒から2連続失点を喫し、4点差まで詰め寄られたが、110-102で勝利を収め、連敗を「2」で止めた。

 レブロンが40得点8リバウンド4アシスト、リーブスが32得点7アシストと、2人だけで72得点。八村は6得点1アシスト1ブロックに今シーズン最多12リバウンドの活躍を見せた。ここ10試合連続で2桁得点を挙げていた八村は、この試合で6得点と記録は止まる結果となったが、リバウンドでチームに大きく貢献した。

八村塁

 チームの中心だったアンソニー・デイビスがトレード移籍して以降、八村のリバウンドの数は上がっている。

八村は試合後のコメントで「AD(アンソニー・デイビス)が居る時とは違うチームになってるので、自分がもっと積極的にリバウンドにいかないといけないと思っている」と語った。 さらに「自分はいろんなところで活躍できる選手だと思っている。得点だけではなく他のところも意識してプレーしてます」と言及。得点はもちろんだが、リバウンドやディフェンスを含めチームが必要とするあらゆる部分で貢献するという意気込みを感じた。