フェニックス・サンズのブラッドリー・ビールは移籍2年目の今季、2015-16シーズン以来のベンチ出場を経験し、平均17.7得点、3.7アシストと成績を大きく落としている。その中で、『ESPN』のティム・マクマホン記者によれば、ビールはオフのトレードに前向きだという。

ビールは2019-20シーズンに平均30.5得点、20-21シーズンに平均31.3得点を挙げ、ワシントン・ウィザーズ時代(12~23年)全体でも平均22.1得点、4.1リバウンド、4.3アシストを記録していた。それだけに、23年に移籍したサンズでは99試合に出場して平均17.9得点、3.9リバウンド、4.4アシストと物足りなさは否めない。
ケビン・デュラント、デビン・ブッカーという高い得点能力を備えたスターが他に2人いながら、サンズはウェスタン・カンファレンス11位(30勝36敗)と低迷。プレイオフ進出を逃すとなれば、今後トレードに踏み切る可能性も十分ある。
ビールは2026-27シーズンまで契約が残っており、最終年は5710万ドル(約84億9000万円)のプレイヤーオプション。31歳という年齢、そして高額年俸を考えると、交渉は容易ではない。それでも、ビールはトレードに前向きで、何より“勝つチャンスのあるところ”へ行くことを最優先に考えているようだ。
「夏にはまた違った交渉がある。選択肢は増え、テーブルの上に全てがあるようなものだ。ここ(サンズ)に来て、一番感じたのは勝ちたいということ。平均30得点もマークしたし、オールスターにも、オールNBAにも選出された。僕は勝ちたいんだ。常にそれを考えてきたし、まだ僕は何も勝ち取っていない。だから、ベンチでも、スターターでも、どんな形であれ、僕はそれをやるつもりだ。ゲームを楽しんでいる。この楽しみを奪われたくない。まだNBAでプレイしているし、世界で最高の仕事をしている。ノートレード条項も持っている。毎日笑っているよ」 トレード拒否条項を保有していることでも知られるビール。NBAで13年目を迎えている中で、今は何よりも勝利に飢えているようだ。