【ニュース】トレイ・ヤングがプレーインの大一番で退場処分…ボールを蹴り不満あらわ|NBA News

 4月16日(現地時間4月15日)、アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングがプレーオフ進出をかけたオーランド・マジックとのプレーイン・トーナメントで退場処分を受けた。ホークスは95-120で敗戦。後味の悪い結末で次戦を迎えることとなった。

トレイ・ヤング

 後半開始時点で14点ビハインドだったホークスは、第3クォーター残り3分に一時3点差まで詰め寄ったが、勢いそのままに逆転とはならず。勝負の第4クォーターは突き放される展開となってしまった。フラストレーションが溜まる展開に我慢できなかったのか、ヤングは残り4分47秒に自身がシュートを決めた直後にボールをキャッチ。すぐさま審判に投げ、この行為がテクニカルファウルと判定。さらに、審判から審判へとボールが渡る前にボールを足で蹴り、2度目のテクニカルファウルが宣告された。

 マジックファンがつめかけたキア・センターは相手エースの退場に大歓声。現地メディア『CBS』のサム・クイン記者は、退場となった後もボールを審判に返球しないなどしたヤングに「罰金が科せられるだろう」との見解を示した。

 また、同メディアは試合後の取材に応じたレフェリーのコメントも紹介。ヤングが退場となった理由について、ジェームズ・ウィリアムズ審判員は「彼はボールを蹴ってゲームを侮辱したため、2度目のアンスポーツマンライク・テクニカルファウルを受けました。私たちが最初のテクニカルファウルのフリースローをしようとしている時に起こったことです。ルールにより、選手がアンスポーツマンライクファウルを2度宣告されると、その選手は退場となります」と、説明したという。

 ヤングは昨シーズンのプレーイン・トーナメントでも結果を残せず敗退。19日(同18日)にはプレーオフ第8シードを争う重要な試合が残っているだけに、軌道修正してほしいものだ。