【ニュース】ナゲッツの要、アーロン・ゴードンが第7戦に欠場か?ハムストリング負傷で数週間離脱の可能性も|NBA News

デンバー・ナゲッツのパワーフォワード、アーロン・ゴードンが、日曜日に開催されるオクラホマシティ・サンダーとの重要な第7戦に出場することが極めて困難な状況であることが、ESPN のシャムス・チャラニア記者の情報により明らかになった。

情報筋によると、ゴードンはグレード 2 のハムストリングの肉離れを負っており、回復には数週間を要するという。

ナゲッツのプレーオフにおけるスター選手であるゴードンは、サンダー戦への出場に向けてあらゆる手段を模索しているものの、身体的な状況からそれは非常に難しい見込みとなっている。

ゴードンは、シリーズを第7戦へと持ち込んだ木曜日の第6戦の終盤、第4クォーターにハムストリングを抑えながら退場していた。

ナゲッツは、土曜日のチームのウォークスルーにゴードンが参加したことを受け、わずかな希望を抱いていた。しかし、デビッド・アデルマン暫定ヘッドコーチは、日曜日のゴードンの状態を見て判断すると述べていた。彼は現在、NBA の負傷者リストでは「出場が疑わしい(questionable)」と記載されている。

 

アーロン・ゴードン

2022-23シーズンの優勝に大きく貢献したデンバー・ナゲッツの中核を担うアーロン・ゴードンは、今プレーオフでもその存在感を発揮してきた。キャリアプレーオフハイとなる平均16.8得点、7.3リバウンドを記録し、幾度となく重要な場面でクラッチプレーを見せてきた。

実際、ゴードンが20得点以上を挙げた試合では、ナゲッツは今プレーオフで無敗の5勝0敗を誇る。また、第6戦ではプレーオフキャリア最多タイとなる7アシストを記録するなど、多岐にわたる貢献を見せている。

今プレーオフでは、ロサンゼルス・クリッパーズとの 第4戦でブザービーターとなるプットバックダンク、そしてサンダーとの 第1戦では残り3秒で決勝となる3ポイントシュートを沈めるなど、2本のウィニングショットをマーク。さらに、オクラホマシティとの第3戦では、残り28秒に同点となる3ポイントシュートを決め、チームをオーバータイム勝利に導いた。

29歳のゴードンは、レギュラーシーズン中に右ふくらはぎの Strain(張り)の影響で2度の長期離脱を余儀なくされ、出場は51試合にとどまったものの、その状態を管理しながらプレーオフでは奮闘を見せていた。

一方、ナゲッツのガード陣では、ジャマール・マレー(体調不良)とラッセル・ウェストブルック(右手首捻挫)が出場濃厚(probable)とされている。

日曜日の試合の勝者は、火曜日に開幕するウェスタン・カンファレンス決勝で、ミネソタ・ティンバーウルブズをホームに迎えることになる。