【NBA】レブロン、3試合連続トリプルダブルを記録、チームは勝利。今後についても言及。

 レイカーズは、現地時間13日にホームで行われたグリズリーズ戦を128-123で制して3連勝。

  今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス6位の7勝4敗としたレイカーズ。レブロン・ジェームズがゲームハイの35得点14アシストに12リバウンドのトリプルダブル、アンソニー・デイビスが両チーム最多の14リバウンド3ブロックに21得点3アシスト、八村塁が19得点7リバウンド3アシスト、5本の3ポイントシュートをすべて沈めたダルトン・コネクトが19得点3アシスト、オースティン・リーブスが18得点6アシストをマーク。

 チームの主力が活躍を見せたが、やはり特筆すべきはレブロンだ。レブロンは、現在リーグ最年長(39歳)で年末で40歳。キャリア22年目ながら9日のセブンティシクサーズ戦(21得点12リバウンド13アシスト)、11日のラプターズ戦(19得点10リバウンド16アシスト)に続いて3試合連続のトリプルダブルを達成。

 

 

 39歳と319日で3試合連続トリプルダブルはNBA史上最年長記録で、30得点超えのトリプルダブルは通算40度目。今シーズンここまで全11試合にフル出場し、平均35.0分24.3得点8.1リバウンド9.4アシストにフィールドゴール成功率52.4パーセント、3ポイント成功率では昨シーズンに残したキャリアハイの41.0パーセントを更新する45.9パーセントで平均2.5本を決めている。

 レイカーズを率いるJJ・レディックHDは「彼はこのゲームを極めている。我々はレブロン抜きでは勝てない」とエースのパフォーマンスを称賛した。

レブロンは「まずはディフェンスから。そこから生まれるチャンスを生かすことを考える」と話す。「ここしばらくはそうやってきた。試合の流れや波といったものは理解しているつもりだし、僕にとっては何も目新しいことじゃない」

 

「まずはディフェンスから。そこから生まれるチャンスを生かすことを考える」と話す。「ここしばらくはそうやってきた。試合の流れや波といったものは理解しているつもりだし、僕にとっては何も目新しいことじゃない」

2024年はパリ・オリンピックに参加して金メダルを獲得。例年通りのオフシーズンの準備ができなかったにもかかわらず、シーズン序盤のこの時期にこれだけのパフォーマンスを見せているのはレブロンにしかできないことだ。 ただ、彼自身は『終わり』が近付いていることを感じている。

先日は『ESPN』の取材に対し、「車輪が壊れてまでプレーするつもりはない」と発言している。 それについてあらためて問われたレブロンは、こう答えている。「それはマインドの問題だ。マインド次第で身体の動きも決まる。正直に言うと、ここから長くプレーするつもりはない。あと1年か2年か、どうなるかは分からないけど、『車輪が壊れてまでプレーするつもりはない』と言った通りだ。ただコートに立つためにバスケを軽視するような男にはならない」